フッフッフの話

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「終わらざる夏」

2010-10-31 19:18:13 | 
 浅田 次郎著 集英社 2010年7月
歴史認識が、浅かった。勉強不足で、千島列島の歴史を理解していないかった。
昭和20年8月15日を境として、日本はポツダム宣言を受諾して、
敗戦し戦闘は終わったものと考えていた。終戦間際に連合軍に参戦したソ連軍は、
終戦の日・15日からも日本軍に対する戦闘を緩めなかった。
ソ連軍がカムチャッカ半島の南12Km にある占守島(シュムシュトウ)竹田浜に上陸したのは、
18日未明である。なぜ戦争終結後に、ソ連軍は戦闘を仕掛けたのか。
この地で戦って、生き残った日本人は、シベリア抑留というつらい運命が待っていた。

 「終わらざる夏」は、史実を忠実に書きながら、小説中の登場人物はフィクションである。
浅田氏の描く人物達は、生き生きとして、その人なりに生き、かわゆげあり、個性的である。



 菊の季節になった。3本仕立てに挑戦したが今年も失敗である。
背が異常に高くなってしまった。
まともに育ったのは、円く背丈が伸びない写真の小菊だけである。
来年は何とか頑張ろうと毎年言っている。毎年失敗ばかりでは困る。
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