宮沢賢治を真似て、「働けど 働けど 我が仕事楽にならざる
仕事を追う日を夢に見ながら 今日も働く」と、また愚痴る。
柿を取ろうと、梯子を移動する。石につまずき、
「倒れる!何とかしなければ!」と思う間に、倒れてしこたま足をぶつける。
思い通りに動かない足を恨んでみても、解決しない。
先日、近くの69歳の男性が、柿を取るために梯子に登ったら、
梯子と一緒に倒れて、即死とのニュースが流れたばかりである。
用心しなければと思うが、これくらいは大丈夫との思いがある。
昔は、簡単に出来た事が、今は出来なくなっている。
何をしても時間ばかりかかって、仕事は出来ていない。
気が付けば愚痴ってばかりいる。考えを変えて、仕事ができることを喜び、
太陽の下で歩ける事を喜びとするようになりたい。