フッフッフの話

日常の中に転がっている面白い話、楽しい話!

福祉とは、しあわせ、しあわせと言うこと

2011-02-06 20:29:14 | 日常雑感
 福祉協議会の講演会が、広島文化学園大学の満嶋 明先生を講師に迎え、
”安全で、健康で、豊かな町づくり”について行われる。
「福」も「祉」もともに「しあわせ」という字なので、全ての人の幸せとの意味である。
しかし、行政用語の福祉には、3通りしかない。児童福祉、障害者福祉、老齢福祉である。
住んでいる場所が、誰にとっても、安全・安心で、健康で、豊かな状態を”しあわせ”と言う。

 基本的には、自分で出来ることは、自分でするという自立である。
すなわち、身体的・経済的・精神的・社会的自立を意味する。
しかし、自分でできない時があるし、自分でできない時が来る。
人は一人では生きられないのである。その時には、自立できている人が、
出来ていない状態の人をサポートする社会が、福祉社会である。
「有難う」の言える人間関係、「有難う」を言ってもらえる人間関係。
挨拶や声かけ運動、地域の草花活動、見守り活動、清掃活動、
一人ボランティア、行事への参加等々積極的に人や地域に関わりを持つ。

 どこの会合に参加しても、福祉とかボランティアの言葉が躍っている。
昭和30年代頃は、隣近所・地域は密接に結ばれていた。
うっとうしい気持ちになり、都会にあこがれたこともある。
”隣は何をする人ぞ”の、無干渉の世界を良したしたこともある。
現在では個人情報とか言って、「無縁社会」に突入してしまった。
自分の出来ることは何もしないで、政府や県や市にまる投げ。
利己主義が蔓延し、他人のことなんか知らない。
さみしく住みにくい社会になってしまった。

 18時頃、きれいな夕焼けである。明日もよいお天気になりそうである。

コメント (6)
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