フッフッフの話

日常の中に転がっている面白い話、楽しい話!

小説

2010-05-13 20:43:00 | 日常雑感
 M 氏の説。「小説は作り話であるから読む価値がない。サイエンスだけに興味がある」
ブーコさんとしては、あまりにも価値観が違い過ぎて寂しい。
自分で体験できることはわずかであるから、それ以外は小説等によって疑似体験をし、多くの人生を生きることになる。

浅田次郎著「天切り松 闇がたり」の”目細の安吉”なる人物は、
スマートでダンディで義理を重んじ、損得抜きで弱き人の味方である。そのおとこ気に惚れる。
例え小説の中でも、こんなにも格好いい男の姿、胸のすくような技、言葉、心意気、に出会えることは大きな喜びである。

曽野綾子氏の本からは、自然に自分の価値観を作り上げた。大きな影響を受けた。
自然科学や歴史の本からよりも、小説からの影響力が強い。
「源氏物語」の光源氏からも、教えられることが多い。

コメント
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