参観授業

　小学校の授業参観に行く。
ほとんどが母親。父親が一人。祖母は私一人。
授業は、「道徳」である。
努力してプロ野球界に入ったイチロー選手が、
小学高学年で書いた「夢」という作文を題材としての授業である。
夢でもよいし、目標でもよい、
それに向かって努力しようとのことである。
「継続は力なり」との締めくくりであった。
宏紀はどのくらい理解できたのであろうか？

　教室にはストーブがあるので、ポカポカである。
子供達は制服だけである。コートを着けた子はいない。
しかし、保護者はほとんどがコートを着けたままである。
部屋の中では、コートやジャンバーは脱ぐものだと教えられたが、
今はそのような常識は通用しないらしい。
自分一人はかたくなに自分の価値観を守ってもよいが、
それは常識だと勘違いしてはいけない。
要らない事は言わない事。口にチャック！

　昨日の小春日和で、水仙が少しほころびた。
しかし、今日は打って変わり、雪混じりの冷たい風も吹いている。