通でがんす

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(旧ブログタイトル:通じゃのう)

広島と出雲・石見を結ぶ街道として、古くから栄えている町は?

2009年11月19日 | 広島の話題

山陽道(「西国(さいごく)街道」とも)が東西を結ぶ街道とすれば、出雲(いずも)街道・石見(いわみ)街道は山陰と山陽の南北を結ぶ街道。


【問題】
広島と出雲・石見を結ぶ街道として古くから栄え、造り酒屋や醤油醸造所といった商家が残り、古い町並みを楽しむことができる町は次のうちどれでしょう?

1.横川  2.五日市  3.瀬野  4.可部


【ヒント】
出雲街道・石見街道は南北を結ぶ街道になるので、広島より北にある町になる。



ひろしま通認定試験は2009(平成21)年12月6日(日)実施です。



【正解】
4.可部(かべ)


【解説】
可部は、古くから広島と島根県の石見銀山とつなぐ石見街道出雲大社につながる出雲街道など、交通の要衝(ようしょう)として発展。
山間部や山陰地方の鉄や銅、瀬戸内の塩・干物などの特産物の中継地となり、また、太田川の川船によって瀬戸内海から届く塩や海産物が取引された。
これによって可部の町には大商家があらわれ、白壁・切妻・出格子(でごうし)・うだつの残る古いたたずまいの家が数多く残る。

毎年5月の最終土日には、280年以上続く伝統行事の高松山大文字まつりが行われる。
山頂付近に、タテ80メートル、ヨコ40メートルの「大の字」を、約80個の電球を使って光で文字を作る。
高松山は可部町の中心部にそびえる山で、山頂近くには「高松神社」があり、火除けの神が祀られている。
むかし、可部の町が大火があり、再び火を出さぬように建てられた。
山頂には「高松城跡」があり、この城は戦国時代、毛利輝元に従って広島城に移るまでの熊谷氏の居城だった。

可部にある大和重工株式会社が、国内でただ1社、五右衛門風呂を生産している。
JR可部駅西口広場には、同社の五右衛門風呂と大羽釜のモニュメントが飾られている。

五右衛門風呂 施工例 大和重工株式会社


祖母の家には、昔、五右衛門風呂があった。
体の心から温まって、あまり湯冷めをすることもなかったように覚えとる。
寒うなってきましたのう。寒い日は風呂に入って温まりましょうや。


今日は、可部の町を勉強をさせてもらいました。
国内で唯一、五右衛門風呂を作っている会社が可部にあるのは、今回はじめて知りました。
今日もひとつ勉強になったでがんす。


今回は、「ひろしまファンクラブ 第207号 平成21年(2009年)10月1日(木)発行」から出題させてもらいました。感謝!

「ひろしま通」の過去問は、「ひろしまファンクラブ」というメールマガジンに出とります。このブログの問題はここから出題しますけぇ、興味のある人は、メールマガジンを取ってみんさい。

ほいじゃあ、またの。


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