通でがんす

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(旧ブログタイトル:通じゃのう)

古田喜昭さん

2022年04月25日 | 音楽
NHK-FM「アニソン・アカデミー」
4月16日の特集は、
作詞・作曲家の
古田喜昭(ふるた よしあき)さんだった。


↓「アニソン・アカデミー」については、こちら↓

「アニソン・アカデミー」NHK



今日は、
作詞・作曲家の古田喜昭さん
についての話でがんす。



「古田喜昭」という名前を聞いても、
ピンとこない方がほとんどじゃろうの。

番組中で紹介された
投書の言葉を借りると、
「80年代をまぶしい輝きで横切った
彗星のような存在」。
まさに、そのとおり!

古田さんは、
今から41年前の1981年、
作詞、作曲を担当した、
シュガーのデビューシングル
「ウエディング・ベル」が大ヒット。

以降、わしが好きなアニメ作品
だけでいうと、



『ときめきトゥナイト』
OP「ときめきトゥナイト」
ED「Super Love Lotion」(1982年)、



『魔法の天使クリィミーマミ』
OP「デリケートに好きして」、



『特装機兵ドルバック』
OP「地球にI LOVE YOU」
ED「君に贈るララバイ」
(以上、1983年)、



『OKAWARI-BOY スターザンS』
OP「SHOW ME YOUR SPACE
~君の宇宙を見せて~」、



『とんがり帽子のメモル』
OP「とんがり帽子のメモル」
(以上、1984年)



などの楽曲を担当されています。

(『特装機兵ドルバック』。
今回の特集では触れられることが
なかったのが残念でした)



古田さんはしかし、
あまり表に出ることがなかった。
また、先に紹介したアニメ作品が
1982年から1984年に集中していた
こともあって、わしは古田さんのことを
単なる「一発屋」だと思っていた。

この日の「アニソン・アカデミー」では、
古田さんが自身について語られた。
いろいろと面白い話を
聞くことができたが、
中でも面白かったのが、
古田さんの人間観察法。

たとえば、
街で見かけた人を観察して、
「あの人はこういう人で、
こういうことを考えているのでは…?」
と、自分の中で想像することがある。

これは、たいていの人が
することだと思う。
古田さんがすごいのは、
ここから先である。

街で見かけた人を観察するとき、
その人の「現在」だけでなく、
「過去」「未来」まで思いをはせる。
なぜなら、「現在」だけでは、
薄っぺらな人間になってしまうから。
人間にはかならず、過去と未来がある。
そこを想像することで、
その人の人生に厚みが出てくる。

…すごいですねぇ。
そういう物の見方をされる方が
いらっしゃるんですね。

古田さんは高校時代、
漫画家のちばてつやさんに
作品の持ち込みしたところ、
「絵は下手だが、ストーリーが面白い。
高校を卒業したらうちにおいで」
と誘われたという。
子どものころ
からそういう物の見方をしていたので、
「ストーリーが面白い」
と評価されたのだと想像する。



今日は、
作詞・作曲家の古田喜昭さん
について話をさせてもろうたでがんす。


ほいじゃあ、またの。

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