通でがんす

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(旧ブログタイトル:通じゃのう)

さらばやさしき日々よ

2022年09月04日 | 音楽
NHKラジオ深夜便の
2022年9月3日(土)午前3時台は、
作曲家・冬木 透(ふゆき とおる)
楽曲集。

この日のラジオ深夜便では、
ロボットアニメ『太陽の牙ダグラム』の
オープニングテーマ
「さらばやさしき日々よ」
(作詞:高橋良輔、
歌:麻田(あさだ)マモル)が
放送されたんじゃの。



(キングレコード K08S-3032 1982年)


↓「さらばやさしき日々よ」については、こちら↓

「さらばやさしき日々よ」YouTube



今日は、
「さらばやさしき日々よ」
についての話でがんす。



『太陽の牙ダグラム』は、
1981年10月から1983年3月まで
テレビ東京で放送された、
日本サンライズ制作のアニメ。

広島では、テレビ新広島で
木曜の夕方4時30分から放送された。


ダグラムが放送される前は、
「『ウルトラセブン』の
冬木 透が音楽を担当する」
と雑誌などで宣伝されとった。

セブンを始め、帰マン、エース、レオ
などのウルトラマンシリーズ、
ミラーマン、
ファイヤーマンなど
円谷プロ制作の特撮作品の
音楽を手がけてきた
あの冬木 透さんが、
ついにアニメ作品の音楽を手がける、
という意味じゃったんじゃの。

作品自体も…、

壮大なストーリーを得意とする高橋良輔(たかはし りょうすけ)氏と、ミリタリーに造詣が深い神田武幸(かんだ たけゆき)氏のタッグは、重圧な政治劇や、細かい兵器描写などが特徴であった。

(『タツミムック 栄光の80年代ロボットアニメ』辰巳出版 2014年1月 27ページ)



昨年、2021年は
1981年の放送開始から40年ということで、
40周年記念企画が行われとるそうじゃ。



↓『太陽の牙ダグラム』については、こちら↓

太陽の牙ダグラム



ダグラムのテレビ放送が始まった
1981年10月は、わしが高校3年のとき。

部活も引退しとったけぇ、
第1話をテレビで見た。

ここで、この時代について
少しだけ解説をしておくと…。

ビデオはまだ普及しとらんかったけぇ、
テレビ番組を録画して見ることは
できんかった。

ほいじゃけぇ、放送がある時間には
テレビの前で待っとらにゃいけん、
そんな時代じゃったんじゃの。

閑話休題(それはともかく)。

オープニング映像を見て、
驚いた。

おいおい、オープニングから
主人公が座り込むなよ…。



(画像:YouTubeサンライズ公式チャンネルより)


ロボットアニメに限らず、
アニメの主題歌といえば、
ノリの良い歌をバックに
主人公たちが元気に飛び回る、
というのがふつうじゃった。

それが、主人公のクリン・カシムが
座っているシーンから始まったんじゃの。



(同上)


しかも、第1話の冒頭では、
惑星デロイアの砂漠に打ち捨てられ、
朽ち果てたダグラムが登場した。

これは、物語の序盤に
ダグラムが活躍する話がないことから、
朽ち果てたダグラムや、
本来なら後に入ると想定される話を
第1話として放送したものである、
…というのは後から聞いた話。

いくらリアルロボットアニメじゃいうても、
第1話から主役のロボット
(本作では「コンバットアーマー」
と呼ばれていた。
『ガンダム』でいうところの
「モビルスーツ」のようなもの)
が出てこんとサマになんけぇの。



↓『太陽の牙ダグラム』第1話「光りの戦士」については、こちら↓

「【第1話】太陽の牙ダグラム〔サンチャン〕」YouTube



以下、余談。


YouTubeのサンライズ公式チャンネルでは
昨年、
第1話から第12話までが配信されたが、
それ以降がまだ配信されとらん。

今後の配信が期待されるところじゃ。

お~い、
サンライズさ~ん。

ザンボットも、
ダイターンも、
レイズナーも
途中までしか配信されとらんが。

早く続きが見たいぞ。



最後に、
ダグラムといえば、
このセリフ。

真実は見えるか!



今日は、
「さらばやさしき日々よ」
について話をさせてもろうたでがんす。


ほいじゃあ、またの。

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