海から見た厳島神社と大鳥居

「昨日は雪の中、どこへ行っとったん？」

「いや、雪の大鳥居の写真を撮りたいと思うて、宮島に行ってきたんじゃ」

「犬みたいな人じゃね」

「♪犬は喜び　庭駆け回り…　ってか？」

「ウサギ年生まれなのにね」

「それがの、広島を出発する時に雪が降っとったんじゃが…」


雪の舞う広島駅北口



「宮島に着いたら、ええ天気になっとたんじゃ」


宮島桟橋



「やっぱり日ごろの行いがものを言うんじゃね」

「雪の大鳥居の写真は撮れんかったんよ。ほいじゃが、宮島に着いたころがちょうど干潮（１２時１６分）じゃったけぇ、今回は海から写真を撮ってみたんじゃ」





「うわ～、大鳥居の後ろにある雲を見ると、冷たそうな感じがするね」

「おぉ。ぶち寒かったで」





「ちょっと見づらいかもしれんが、大鳥居の左側にＪＲの連絡船が写っとるんよ」

「ＪＲの連絡船は、大鳥居の近くを通って宮島に行くんよね」

「宮島に向かって右側に乗ると、大鳥居を近くから見ることができるんじゃ」





「で、厳島神社を海側から見てみると…」

「枡形じゃね」

「厳島神社管絃祭の最後は、御座船がここで左に３回廻るんじゃ」




客（まろうど）神社祓殿





「火焼前（ひたさき）から８８間ほど海に行ったところに大鳥居があるんよの」

「ほいじゃけぇ、ここは写真撮影のスポットになっとるんよね」




本殿





「厳島神社越しに五重塔（右）と千畳閣（左）が見えるんじゃ」




西松原




西松原から見る厳島神社






西松原から見る大鳥居





「おぉ、大鳥居を真横から見とるんじゃね」

「写真からはわかりづらいかもしれんが、笠木（かさぎ）に月がはめ込まれとるんよ。反対側（東側）には太陽がはめ込まれとるんじゃ」

「なるほど。海から見ると、いつもと違う厳島神社と大鳥居が見られるんじゃね」

「さあ帰ろうと思うてＪＲ宮島口駅に着いたころ（１８時すぎ）から、また雪が降り始めたんよの。なんでじゃろうか？」

「運命（さだめ）じゃ！」



訪問日：２０１２（平成２４）年１月４日



「今日は、海から見た厳島神社と大鳥居について話をさせてもらいました」

「ほいじゃあ、またの」