「来月、10月12日(土)、13日(日)の2日間、JR西条駅周辺で酒まつりがあります」
「今日は、東広島市黒瀬町(くろせちょう)乃美尾(のみお)にある酒造会社、金光酒造(かねみつしゅぞう)を紹介しようと思うんじゃ」
「金光酒造は、JR西条駅から南へ13キロメートル、国道375号線を呉方面へ進んだところにあるんじゃね」
1880年創業。
2003年より杜氏制を廃止し、若手社員による手造りの手法に切り替える。
蔵元自ら造りの指揮をとり、生産から販売、お客様の手元に届くまで責任を持った販売を行うことができるのが強み。
少量生産ゆえに、手間暇をかけ、純米以上の特定名称酒(プレミアム酒)は冷蔵貯蔵を徹底している。
柔らかな口あたりと、爽やかな香りが若い人を中心に人気を集めている。
(「ぶらり西条 酒の友マップ」社団法人東広島市観光協会)
「桜吹雪!?」
「おう、おう! この桜吹雪に見覚えがねぇとは言わせねえぜ!」
「そりゃ、遠山の金さん(とおやまのきんさん)じゃん」
「遠山の金さんは、遠山金四郎(とおやま きんしろう)こと、江戸北町奉行(えどきたまちぶぎょう)・遠山景元(とおやま かげもと)のことじゃ」
「うちの子どもは、遠山の金さんを知りません」
「東映時代劇がテレビから消えて、久しいもんのう」
「遠山の金さん「桜吹雪」じゃのうて、お酒の「桜吹雪」に話を戻したいんじゃけど…」
「おぉ、ほうじゃった。1880年(明治13年)に創業した金光酒造は、「桜吹雪」をメインブランドとして売り出しとったそうじゃ」
「あぁ。それで「桜吹雪」が置いてあるんじゃね」
「最近では、「賀茂金秀(かもきんしゅう)」というブランドを売り出しとってんじゃと」
「賀茂金秀って…、人の名前?」
「「賀茂金秀」というのは、賀茂郡(かもぐん)の「賀茂」に、5代目社長の金光秀起氏から、「金」と「秀」をとって命名された名前じゃそうな」
「へぇ」
「秀起氏は、大学の醸造学科を卒業して蔵に入り、自力で吟醸酒造りを始められた。で、納得できる吟醸酒を造れるようになると、それを持って、広島でも有力な地酒専門店へ行かれたそうじゃ」
「なんで?」
「地元の有力店で評価してもらえんかったら、東京に打って出ることができんと考えたられたからじゃそうな」
「なるほどね」
この判断は正解でした。
恐る恐る飛び込んだ広島の酒販店の反応は、秀起さんにとって予想外のもので、「このレベルなら直ぐに取り扱ってよい」と上々の評価。
(「金光酒造 賀茂金秀」佐野屋 地酒.com)
「最近では、平成20~22、24年度の4回、全国新酒鑑評会で金賞を受賞されとってんじゃ」
「ホームページを見たら、経理・事務も含めて7人しか紹介されとらんかったよ」
「規模は小さいが、少数精鋭でやりよってんじゃろうの」
↓金光酒造については、こちら↓
金光酒造合資会社
撮影日:2013年9月8日
撮影場所:JR広島駅
「今日は、JR西条駅周辺で行われる酒まつりに関連して、金光酒造について話をさせてもらいました」
「ほいじゃあ、またの」
「今日は、東広島市黒瀬町(くろせちょう)乃美尾(のみお)にある酒造会社、金光酒造(かねみつしゅぞう)を紹介しようと思うんじゃ」
「金光酒造は、JR西条駅から南へ13キロメートル、国道375号線を呉方面へ進んだところにあるんじゃね」
1880年創業。
2003年より杜氏制を廃止し、若手社員による手造りの手法に切り替える。
蔵元自ら造りの指揮をとり、生産から販売、お客様の手元に届くまで責任を持った販売を行うことができるのが強み。
少量生産ゆえに、手間暇をかけ、純米以上の特定名称酒(プレミアム酒)は冷蔵貯蔵を徹底している。
柔らかな口あたりと、爽やかな香りが若い人を中心に人気を集めている。
(「ぶらり西条 酒の友マップ」社団法人東広島市観光協会)
「桜吹雪!?」
「おう、おう! この桜吹雪に見覚えがねぇとは言わせねえぜ!」
「そりゃ、遠山の金さん(とおやまのきんさん)じゃん」
「遠山の金さんは、遠山金四郎(とおやま きんしろう)こと、江戸北町奉行(えどきたまちぶぎょう)・遠山景元(とおやま かげもと)のことじゃ」
「うちの子どもは、遠山の金さんを知りません」
「東映時代劇がテレビから消えて、久しいもんのう」
「遠山の金さん「桜吹雪」じゃのうて、お酒の「桜吹雪」に話を戻したいんじゃけど…」
「おぉ、ほうじゃった。1880年(明治13年)に創業した金光酒造は、「桜吹雪」をメインブランドとして売り出しとったそうじゃ」
「あぁ。それで「桜吹雪」が置いてあるんじゃね」
「最近では、「賀茂金秀(かもきんしゅう)」というブランドを売り出しとってんじゃと」
「賀茂金秀って…、人の名前?」
「「賀茂金秀」というのは、賀茂郡(かもぐん)の「賀茂」に、5代目社長の金光秀起氏から、「金」と「秀」をとって命名された名前じゃそうな」
「へぇ」
「秀起氏は、大学の醸造学科を卒業して蔵に入り、自力で吟醸酒造りを始められた。で、納得できる吟醸酒を造れるようになると、それを持って、広島でも有力な地酒専門店へ行かれたそうじゃ」
「なんで?」
「地元の有力店で評価してもらえんかったら、東京に打って出ることができんと考えたられたからじゃそうな」
「なるほどね」
この判断は正解でした。
恐る恐る飛び込んだ広島の酒販店の反応は、秀起さんにとって予想外のもので、「このレベルなら直ぐに取り扱ってよい」と上々の評価。
(「金光酒造 賀茂金秀」佐野屋 地酒.com)
「最近では、平成20~22、24年度の4回、全国新酒鑑評会で金賞を受賞されとってんじゃ」
「ホームページを見たら、経理・事務も含めて7人しか紹介されとらんかったよ」
「規模は小さいが、少数精鋭でやりよってんじゃろうの」
↓金光酒造については、こちら↓
金光酒造合資会社
撮影日:2013年9月8日
撮影場所:JR広島駅
「今日は、JR西条駅周辺で行われる酒まつりに関連して、金光酒造について話をさせてもらいました」
「ほいじゃあ、またの」
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