滅びゆく者に栄光を
高野小天狗(たかの こてんぐ)
NHK人形劇『真田十勇士』(さなだじゅうゆうし)
今から40年ほど前、
NHKで放送された人形劇『真田十勇士』
(1975年~1977年。原作:柴田錬三郎。人形:辻村ジュサブロー)
の話じゃ。
15歳で元服した真田幸村(さなだ ゆきむら)が
夜空を仰いでいると、
ひときわ明るく光る、己の運命を示す星のまわりに
小さな10個の星があらわれた。
それを見た幸村は、
「わしの股肱(ここう。主君の手足となって働く、最も頼りになる家来)
となって働く勇士が10人現われる」
ことをさとったんじゃの。
その10人の勇士の中に
熊野の忍者団「からす党」の五代目頭領で、
高野小天狗
という若者がおった。
彼は、父である四代目頭領から、
「滅びゆく者に栄光を」
「信州上田城にいる真田幸村殿にお仕えせよ」
という遺言を受け、幸村のもとに馳せ参じたんじゃ。
高野小天狗のいう「滅びゆく者」とは、
「豊臣家」であり、
「真田幸村」である。
小学生だったわしは、
「滅びゆく者に栄光を」
という「滅びの美学」に憧れたものじゃ。
しかし、真田幸村を始めとする十勇士たちは、
「滅び」のためではなく、
自分の生きるべき場所で、
自分の使命を全うするために、
「今」という時を全力で生きたんじゃの。
そうだよ 俺が生きているのは
今 この時さ
「猿飛佐助の歌」(作詞: 柴田錬三郎)
↓NHK人形劇『真田十勇士』については、こちら↓
「連続人形劇 真田十勇士」NHK名作選 NHKアーカイブス
↓「猿飛佐助の歌」については、こちら↓
「猿飛佐助の歌」YouTube
今日は、NHK人形劇『真田十勇士』に出てきた「滅びゆく者に栄光を」というセリフについて話をさせてもらいました。
ほいじゃあ、またの。
高野小天狗(たかの こてんぐ)
NHK人形劇『真田十勇士』(さなだじゅうゆうし)
今から40年ほど前、
NHKで放送された人形劇『真田十勇士』
(1975年~1977年。原作:柴田錬三郎。人形:辻村ジュサブロー)
の話じゃ。
15歳で元服した真田幸村(さなだ ゆきむら)が
夜空を仰いでいると、
ひときわ明るく光る、己の運命を示す星のまわりに
小さな10個の星があらわれた。
それを見た幸村は、
「わしの股肱(ここう。主君の手足となって働く、最も頼りになる家来)
となって働く勇士が10人現われる」
ことをさとったんじゃの。
その10人の勇士の中に
熊野の忍者団「からす党」の五代目頭領で、
高野小天狗
という若者がおった。
彼は、父である四代目頭領から、
「滅びゆく者に栄光を」
「信州上田城にいる真田幸村殿にお仕えせよ」
という遺言を受け、幸村のもとに馳せ参じたんじゃ。
高野小天狗のいう「滅びゆく者」とは、
「豊臣家」であり、
「真田幸村」である。
小学生だったわしは、
「滅びゆく者に栄光を」
という「滅びの美学」に憧れたものじゃ。
しかし、真田幸村を始めとする十勇士たちは、
「滅び」のためではなく、
自分の生きるべき場所で、
自分の使命を全うするために、
「今」という時を全力で生きたんじゃの。
そうだよ 俺が生きているのは
今 この時さ
「猿飛佐助の歌」(作詞: 柴田錬三郎)
↓NHK人形劇『真田十勇士』については、こちら↓
「連続人形劇 真田十勇士」NHK名作選 NHKアーカイブス
↓「猿飛佐助の歌」については、こちら↓
「猿飛佐助の歌」YouTube
今日は、NHK人形劇『真田十勇士』に出てきた「滅びゆく者に栄光を」というセリフについて話をさせてもらいました。
ほいじゃあ、またの。