ウルトラシリーズ第1作
『ウルトラQ』放送開始50周年
毎週、テレビで怪獣が見れる!
今から50年前
1966年(昭和41年)1月2日(日)午後7時、
特撮SFドラマ『ウルトラQ』の放送が始まった。
『ウルトラQ』は、1964年(昭和39年)9月、
内容的にはSFアンソロジーを志向した
『UNBALANCE(アンバランス)』というタイトルで撮影を開始。
が、放送するTBS側から、
「円谷英二(つぶらや えいじ)が監修をするなら怪獣を出してほしい」
という要望に応えて、途中から怪獣路線に変更されたそうじゃ。
故・円谷英二さんといえば、
『ゴジラ』(1954年、東宝)を始めとする特撮映画を数多く手がけ、
「特撮の神様」と呼ばれていたことは、あまりに有名。
ちなみに、1965年から1966年にかけては、
東宝が、
『怪獣大戦争』(監督:本多猪四郎、特撮監督:円谷英二)
『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』(監督:福田純、特撮監督:円谷英二)
『フランケンシュタイン対地底怪獣』(監督:本多猪四郎、特撮監督:円谷英二)
『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』(監督:本多猪四郎、特撮監督:円谷英二
)
大映は、
『大怪獣ガメラ』(監督:湯浅憲明)
『大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン』(監督:田中重雄、特撮監督:湯浅憲明)
『大魔神』(監督:安田公義)
『大魔神怒る』(監督:三隅研次)
『大魔神逆襲』(監督:森一生)
などの映画を公開していたころじゃ。
つまり、それまで「怪獣」といえば、
「怪獣映画」として「映画館で見る」ものじゃったのが、
『ウルトラQ』の放送が始まったことで
「毎週、テレビで楽しめる」ようになったというわけ。
しかも、放送第1話となった「ゴメスを倒せ!」は、
古代怪獣ゴメスと原始怪鳥リトラの
2匹の怪獣が戦うという大娯楽編。
『ウルトラQ』は子どもたちの間に「怪獣ブーム」を巻き起こし、
「ウルトラシリーズ(空想特撮シリーズ)」として
『ウルトラマン』『ウルトラセブン』が同じ時間枠で放送された。
余談じゃが、
日活が『大巨獣ガッパ』(監督:野口晴康)を、
松竹が『宇宙大怪獣ギララ』(監督:二本松嘉瑞)を
公開したのは、『ウルトラQ』が放送された翌年
1967年(昭和42年)のことじゃ。
↓『ウルトラQ』については、こちら↓
「ウルトラQとは?」円谷ステーション
遠いむかしの記憶たどってみると…、
わしが『ウルトラQ』を初めて見たのは、
幼稚園ころにあった再放送じゃった
と記憶しとる。
…が、見ることができんかった。
ドン、ギャン、キ~ッ
という不気味な音と共に
回転する画面の中から浮かび上がってくる
「ウルトラQ」のタイトル文字。
♪チャララララ チャララララ チャララララ チャララララ
チャラーン ンパッ、チャラーン ンパッ
故・宮内國郎(みやうち くにお)さんのオープニングテーマに、
当時まだ学生だった石坂浩二(いしざか こうじ)さんのナレーションがかぶる。
これから30分、
あなたの目はあなたの体を離れ、
この不思議な時間に入っていくのです。
ぎゃー! 怖い!!
ほんま、むちゃくちゃ怖い。
今でもトラウマとなって残るほど、怖かった。
とにかく、子どものころのわしは、
このオープニングが始まっただけで、
チャンネルを変えよったもんじゃ。
↓『ウルトラQ』オープニングについては、こちら↓
SFMV-ウルトラQのテーマ(オリジナルSTREOVer)
今日は、今から50年前、1966年1月2日に放送が始まった『ウルトラQ』について話をさせてもらいました。
ほいじゃあ、またの。
『ウルトラQ』放送開始50周年
毎週、テレビで怪獣が見れる!
今から50年前
1966年(昭和41年)1月2日(日)午後7時、
特撮SFドラマ『ウルトラQ』の放送が始まった。
『ウルトラQ』は、1964年(昭和39年)9月、
内容的にはSFアンソロジーを志向した
『UNBALANCE(アンバランス)』というタイトルで撮影を開始。
が、放送するTBS側から、
「円谷英二(つぶらや えいじ)が監修をするなら怪獣を出してほしい」
という要望に応えて、途中から怪獣路線に変更されたそうじゃ。
故・円谷英二さんといえば、
『ゴジラ』(1954年、東宝)を始めとする特撮映画を数多く手がけ、
「特撮の神様」と呼ばれていたことは、あまりに有名。
ちなみに、1965年から1966年にかけては、
東宝が、
『怪獣大戦争』(監督:本多猪四郎、特撮監督:円谷英二)
『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』(監督:福田純、特撮監督:円谷英二)
『フランケンシュタイン対地底怪獣』(監督:本多猪四郎、特撮監督:円谷英二)
『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』(監督:本多猪四郎、特撮監督:円谷英二
)
大映は、
『大怪獣ガメラ』(監督:湯浅憲明)
『大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン』(監督:田中重雄、特撮監督:湯浅憲明)
『大魔神』(監督:安田公義)
『大魔神怒る』(監督:三隅研次)
『大魔神逆襲』(監督:森一生)
などの映画を公開していたころじゃ。
つまり、それまで「怪獣」といえば、
「怪獣映画」として「映画館で見る」ものじゃったのが、
『ウルトラQ』の放送が始まったことで
「毎週、テレビで楽しめる」ようになったというわけ。
しかも、放送第1話となった「ゴメスを倒せ!」は、
古代怪獣ゴメスと原始怪鳥リトラの
2匹の怪獣が戦うという大娯楽編。
『ウルトラQ』は子どもたちの間に「怪獣ブーム」を巻き起こし、
「ウルトラシリーズ(空想特撮シリーズ)」として
『ウルトラマン』『ウルトラセブン』が同じ時間枠で放送された。
余談じゃが、
日活が『大巨獣ガッパ』(監督:野口晴康)を、
松竹が『宇宙大怪獣ギララ』(監督:二本松嘉瑞)を
公開したのは、『ウルトラQ』が放送された翌年
1967年(昭和42年)のことじゃ。
↓『ウルトラQ』については、こちら↓
「ウルトラQとは?」円谷ステーション
遠いむかしの記憶たどってみると…、
わしが『ウルトラQ』を初めて見たのは、
幼稚園ころにあった再放送じゃった
と記憶しとる。
…が、見ることができんかった。
ドン、ギャン、キ~ッ
という不気味な音と共に
回転する画面の中から浮かび上がってくる
「ウルトラQ」のタイトル文字。
♪チャララララ チャララララ チャララララ チャララララ
チャラーン ンパッ、チャラーン ンパッ
故・宮内國郎(みやうち くにお)さんのオープニングテーマに、
当時まだ学生だった石坂浩二(いしざか こうじ)さんのナレーションがかぶる。
これから30分、
あなたの目はあなたの体を離れ、
この不思議な時間に入っていくのです。
ぎゃー! 怖い!!
ほんま、むちゃくちゃ怖い。
今でもトラウマとなって残るほど、怖かった。
とにかく、子どものころのわしは、
このオープニングが始まっただけで、
チャンネルを変えよったもんじゃ。
↓『ウルトラQ』オープニングについては、こちら↓
SFMV-ウルトラQのテーマ(オリジナルSTREOVer)
今日は、今から50年前、1966年1月2日に放送が始まった『ウルトラQ』について話をさせてもらいました。
ほいじゃあ、またの。