「この間は、「ドラえもん誕生まで、あと100年!」ということで、ドラえもんの誕生日の西暦2112年の9月3日と、それに関連の深い「1293」という数字について話をしたよね」
「今日は、ドラえもんのマンガ連載が始まったころについて話をしてみようかの」
「うちが知っとるドラえもんは小学館の『小学○年生』に連載されとったけど、いつから連載が始まったんかいね?」
「連載が始まったのは、1970年(昭和45年)1月号からじゃの」
「ということは、1969年(昭和44年)の12月1日に発売されとるんじゃね」
「今から42年前か…。わしが小学校1年生のころじゃのう」
「1970年といえば、この年の3月、大阪で万博(ばんぱく。万国博覧会(ばんこくはくらんかい))が開かれとるんじゃね」
「万博といえば、やっぱりこの曲じゃのう」
♪こんにちは こんにちは 月の宇宙へ
こんにちは こんにちは 地球を飛び出す
(『世界の国からこんにちは』作詞:島田陽子)
「作詞をした島田陽子(しまだ ようこ)は詩人の方で、俳優の島田陽子ではありませんけぇの。念のため…」
「歌われたのも三波春夫(みなみ はるお)だけかと思うとったら…」
「坂本九(さかもと きゅう)、山本リンダ(やまもと リンダ)、吉永小百合(よしなが さゆり)など、いろんな方が歌われとってんじゃのう」
「2番は、こんな歌詞じゃったんじゃね」
「「月の宇宙へ」とあるように、この年の4月には、後に映画にもなったアポロ13号が打ち上げられとるんじゃの」
「アポロが初めて月着陸に成功したのはいつじゃったっけ?」
「1969年(昭和44年)7月20日。アポロ11号じゃったよのう」
「このときの、アームストロング船長の言葉が有名になったよね」
「月面に降り立ったときの、「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」じゃ」
「アームストロング氏は、今年の8月25日に82歳で亡くなられたんよね」
「ご冥福をお祈りします」
「こんな時代に、ドラえもんは未来の世界からやってきたというわけじゃね」
「ドラえもんが連載を始めたときの掲載誌は知っとるかいの?」
「『小学一年生』から『小学六年生』までじゃろ?」
「最初は、『小学一年生』から『小学四年生』までと、『よいこ』『幼稚園』の、計6誌じゃったんよ」
「ほんま!?」
「『小学六年生』まで掲載されるようになったのは、1973年(昭和48年)4月号からなんじゃ」
「作者の藤子・F・不二雄って、すごいよね。6つの掲載紙に、違う作品として描かれとったんじゃもんね」
「雑誌の対象年齢ごとに作品を描き分けられとってんよの。しかも、1カ月に6作品ということは、週刊誌(月に4~5週)よりも早いペースで描いとられてんじゃけぇの」
読者層が小学校在学の児童全学年と広範囲に展開されている為、読者の年齢差を意識して、内容面まで描き分けられて連載されていた。
小学1年ならひみつ道具の楽しさが描かれ、小学4年からは、のび太の成長などのストーリー性が強くなり、小学6年になると、複雑な内容も増えてくる。
(「ドラえもん」ウィキペディア)
「初期のころのドラえもんって、今のドラえもんとは違うとるよね」
「おぉ、よう覚えとるのう」
キャラクターデザインもずいぶん違います。
ドラえもんは猫背でずんぐりとした体型。
しっぽの先は青く、手足は肌色。
口の端のカーブはまだなく単純な一本線。
性格はかなりおっちょこちょい。
のび太のしっかりした世話役にはとても呼べない感じです。
(藤子・F・不二雄『「1970年「ドラえもん」誕生!」ドラえもん カラー作品集 第5巻』小学館 2005年4月25日)
「この本には『未来から来たドラえもん』(『小学二年生』1970年1月号)という作品が掲載されとるんよね」
「最初のころのドラえもんは、体がテカテカ光っとるし、しっぽも青色じゃったんよ」
「手足が肌色というのは、違和感があるよね」
「しずかちゃんも、最初は「しず子さん」と呼ばれとったんじゃ」
「しず子さん? しずかちゃんは、源 静香(みなもと しずか)という名前じゃなかったっけ?」
雑誌「小学四年生」1970年1月号(1969年12月発売)の「ドラえもん」の連載開始当初は、名前が「しず子」とされておりのび太は「しず子さん」と呼んでいた(「しず子」という表記は単行本には未収録)。
「しずか」の名前に変更されたのは、連載開始から2年後「小学四年生」1972年2月号掲載の「のび太のおよめさん」(てんとう虫コミックス6巻収録)からである。
名字の「源」もこの話が初出であった。
(「源静香」ウィキペディア)
↓三波春夫については、こちら↓
三波春夫オフィシャルサイト
↓坂本九については、こちら↓
坂本九 Official Web Site
↓山本リンダについては、こちら↓
山本リンダ:オフィシャル・ホームページ
↓吉永小百合については、こちら↓
吉永小百合ホームページ(非公式)
「今日は、ドラえもんの雑誌連載が始まった1970年と、連載初期のドラえもんについて話をさせてもらいました」
「ほいじゃあ、またの」
「今日は、ドラえもんのマンガ連載が始まったころについて話をしてみようかの」
「うちが知っとるドラえもんは小学館の『小学○年生』に連載されとったけど、いつから連載が始まったんかいね?」
「連載が始まったのは、1970年(昭和45年)1月号からじゃの」
「ということは、1969年(昭和44年)の12月1日に発売されとるんじゃね」
「今から42年前か…。わしが小学校1年生のころじゃのう」
「1970年といえば、この年の3月、大阪で万博(ばんぱく。万国博覧会(ばんこくはくらんかい))が開かれとるんじゃね」
「万博といえば、やっぱりこの曲じゃのう」
♪こんにちは こんにちは 月の宇宙へ
こんにちは こんにちは 地球を飛び出す
(『世界の国からこんにちは』作詞:島田陽子)
「作詞をした島田陽子(しまだ ようこ)は詩人の方で、俳優の島田陽子ではありませんけぇの。念のため…」
「歌われたのも三波春夫(みなみ はるお)だけかと思うとったら…」
「坂本九(さかもと きゅう)、山本リンダ(やまもと リンダ)、吉永小百合(よしなが さゆり)など、いろんな方が歌われとってんじゃのう」
「2番は、こんな歌詞じゃったんじゃね」
「「月の宇宙へ」とあるように、この年の4月には、後に映画にもなったアポロ13号が打ち上げられとるんじゃの」
「アポロが初めて月着陸に成功したのはいつじゃったっけ?」
「1969年(昭和44年)7月20日。アポロ11号じゃったよのう」
「このときの、アームストロング船長の言葉が有名になったよね」
「月面に降り立ったときの、「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」じゃ」
「アームストロング氏は、今年の8月25日に82歳で亡くなられたんよね」
「ご冥福をお祈りします」
「こんな時代に、ドラえもんは未来の世界からやってきたというわけじゃね」
「ドラえもんが連載を始めたときの掲載誌は知っとるかいの?」
「『小学一年生』から『小学六年生』までじゃろ?」
「最初は、『小学一年生』から『小学四年生』までと、『よいこ』『幼稚園』の、計6誌じゃったんよ」
「ほんま!?」
「『小学六年生』まで掲載されるようになったのは、1973年(昭和48年)4月号からなんじゃ」
「作者の藤子・F・不二雄って、すごいよね。6つの掲載紙に、違う作品として描かれとったんじゃもんね」
「雑誌の対象年齢ごとに作品を描き分けられとってんよの。しかも、1カ月に6作品ということは、週刊誌(月に4~5週)よりも早いペースで描いとられてんじゃけぇの」
読者層が小学校在学の児童全学年と広範囲に展開されている為、読者の年齢差を意識して、内容面まで描き分けられて連載されていた。
小学1年ならひみつ道具の楽しさが描かれ、小学4年からは、のび太の成長などのストーリー性が強くなり、小学6年になると、複雑な内容も増えてくる。
(「ドラえもん」ウィキペディア)
「初期のころのドラえもんって、今のドラえもんとは違うとるよね」
「おぉ、よう覚えとるのう」
キャラクターデザインもずいぶん違います。
ドラえもんは猫背でずんぐりとした体型。
しっぽの先は青く、手足は肌色。
口の端のカーブはまだなく単純な一本線。
性格はかなりおっちょこちょい。
のび太のしっかりした世話役にはとても呼べない感じです。
(藤子・F・不二雄『「1970年「ドラえもん」誕生!」ドラえもん カラー作品集 第5巻』小学館 2005年4月25日)
「この本には『未来から来たドラえもん』(『小学二年生』1970年1月号)という作品が掲載されとるんよね」
「最初のころのドラえもんは、体がテカテカ光っとるし、しっぽも青色じゃったんよ」
「手足が肌色というのは、違和感があるよね」
「しずかちゃんも、最初は「しず子さん」と呼ばれとったんじゃ」
「しず子さん? しずかちゃんは、源 静香(みなもと しずか)という名前じゃなかったっけ?」
雑誌「小学四年生」1970年1月号(1969年12月発売)の「ドラえもん」の連載開始当初は、名前が「しず子」とされておりのび太は「しず子さん」と呼んでいた(「しず子」という表記は単行本には未収録)。
「しずか」の名前に変更されたのは、連載開始から2年後「小学四年生」1972年2月号掲載の「のび太のおよめさん」(てんとう虫コミックス6巻収録)からである。
名字の「源」もこの話が初出であった。
(「源静香」ウィキペディア)
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三波春夫オフィシャルサイト
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坂本九 Official Web Site
↓山本リンダについては、こちら↓
山本リンダ:オフィシャル・ホームページ
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吉永小百合ホームページ(非公式)
「今日は、ドラえもんの雑誌連載が始まった1970年と、連載初期のドラえもんについて話をさせてもらいました」
「ほいじゃあ、またの」