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2020 9/30の拝観報告2 前半(世界遺産 仁和寺 僧侶による特別プライベートツアーとご昼食)

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写真は、松林庵 2階の8畳間。

8:45に浄教寺を出て、車でやって来たのが仁和寺です。
今更仁和寺と思われるかもしれませんが、今日のメインは松林庵です。

2018年4月から仁和寺が宿坊をオープンしたのを聞かれたことがあるでしょうか。
それが松林庵です。
仁和寺の寺侍・寺医を務めた久富家の旧宅を「いろはにほん」プロジェクトで再生されました。
「いろはにほん」プロジェクトとは「日本文化に興味を持つ外国人旅行客」を対象とした滞在型の文化体験プログラムです。
要するに「古い建物を壊すのはもったいない、けど維持管理するお金がないのなら、インバウンド利用を目的として運営のお金は補助しましょう」ってことのようです。
仁和寺の松林庵の場合は、夕の閉門から朝の開門まで貸し切りでの体験プログラム込みで、素泊まり1泊100万円という料金設定が印象的でしたね。

今回は仁和寺の拝観と、松林庵での食事がセットになった特別拝観でした。
ですから上の経過からもやはりインバウンドの宿泊がなくなった、けれど何の使用実績もないでは上に報告が出来ないので、これが企画されたそうです。
要するにこれもコロナ禍の副産物と言えるでしょうw
これが9月までだったので、アマ会でfripertronicsさんが同行者募集をかけたら、同志が4人集まりましたw

それほどレアなところが1泊100万円の宿泊なしで行ける訳ですから行きたい人は多いと思うのですが、問題は料金です。
2名で37,400円、3名で52,800円、4名で66,000円、5名で77,000円、6名85,800円と、1人増えるごとに1人頭1,100円安くなります。
我々は4名でしたので、1人16,500円でした。
しかしこの料金設定にもかかわらず人気なようで、10月も開催延期になりました。

興味がある方は、是非このレポートを参考にしてください。

さて10:00に二王門前に集合。
係の方がお迎えに来られます。
早速松林庵へ。
場所は収蔵庫の位置を挟んで反対側、御室会館の西側に松林庵への真新しい門があります。
ここから入って、苔と白砂がきれいなアプローチを歩きます。
すると御室会館の裏側、ちょうど土塀を挟んできぬかけの路のすぐ隣に松林庵はありました。

まずはここでお茶が出て、10:20に説明の御住職が来られるまで待ちます。
待ちますというか、既に写真撮影会ですよw

松林庵の内部を敢えてざっくり説明します。
1階はかなりリノベーションされている印象。
2階の方が数寄屋の要素が色濃く残されています。
特に印象的なのは、階段を上がると3畳の水屋だったお部屋があります。
階段の反対に2畳の茶室があります(写真奥の中央に床の間のお軸が見えています)。
その茶室と水屋をつなぐのが、木製の短い太鼓橋なんです。
しかもその太鼓橋は、階段の上を跨いでかかっているのです。
面白過ぎですねw

さて10:20になったので、ツアーが始まります。
長くなったので続きは明日に。

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