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2023 9/9の拝観報告7 最終(旧伴家住宅 百年前の宝さがし)

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写真は、手前から次の間、渡りの間、通り庭。

梅宮大社から帰宅して、18時頃に夕食を頂きます。
そこから地下鉄と徒歩で向ったのが、烏丸六角あたりにあるカンデオホテルズ京都烏丸六角です。
こちらは旧伴家住宅を改修したホテルで、この日はこちらで19時から百年前の宝探しというイベントが行われると、アマ会の桜さんから教えて頂き参加しました。

この旧伴家住宅は以前に夢処 漁師めし 雑魚やを訪問した際に前にあったので、注目していました。
18:30 に到着。
どんな感じかと思いきや、町家をいい使い方していますね。
表から店舗棟、奥に居住棟があり、この間を玄関棟でつなぐ表屋造ですが、
これらすべてが共有スペースなんですね。
ホテルの客室は居住棟の奥、いわゆる奥庭のさらに奥にビルを建てて設けています。
奥のスペースが大きかったんでしょうね。
そして客室へのアプローチは、通り庭を使うんですね。

18:30に到着して参加費1,000円を納め、会場の店舗棟2階のギャラリースペースへ。
祇園のお茶会で一緒だったOさんが既に来ておられ、後から吉田さんも来られました。
最終的に参加者は10名でした。

さて19時からですが18:30に来たので、もちろん共有スペースの町屋をじっくり拝見しましたw
坪庭あり、次の間は元茶室、主室はもちろんいい感じ。
居住棟の2階にも広間がありますが、今は夜はバー、朝は朝食会場です。
床の間や付書院も残っていますが、テーブルと椅子仕様です。
この辺りは今後の本編でご紹介します。

さて19時から百年前の宝探しのイベント。
なにかとういうと個人的にコレクトされた宝船図の公開と解説です。
大正時代初期から徐々に拡がり、大正末には大流行します。
神社、寺院、料亭や果ては個人が発行し、販売や贈与品として作られました。
目的としてはお正月に枕の下に敷いていい初夢を見るグッズですが、徐々に美術品かしていっているように見えました。
版画ですが、その原画を著明な画家に頼むのが流行りですw

その多数のコレクションの中から18枚を見せてくださいました。
竹内栖鳳、今尾景年、富岡鉄斎、堂本印象など、いろいろな人合が依頼されて描いています。
僕的には丹栄楼という料亭(今はなくなりましたが、たん熊さんはこちらで修行されたそう)が
大正13年と大正14年にお客さんに配った菊池契月と上村松園のものが上品で好きでしたね。

今回の参加者も知り合いの方が多く、もう解説されるそばから皆さん質問して非常に楽しい会でした。
最後に質疑応答の時間がありましたが、もうほぼその都度聞きました状態でしたしw
20:45頃に終了し、この日は帰宅しました。

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