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2013 9/28の拝観報告2(金閣寺 方丈)


写真は、方丈前庭

市バスに乗って、金閣寺道で下車します。
向かったのが、特別公開中の方丈です。
何やら歴代の鳳凰が展示中とのコメントを頂きましたので、久しぶりに行ってみました。

参道をまっすぐ入って行くと、左手が舎利殿などの普通の拝観、右手は方丈。
あっさり右手に行こうとすると「こちらは方丈ですよ」と、確認されます。
”大丈夫です。そのために来ていますから(笑)”と内心思いながら入ります。

今回はまず”礼の間”に2代目、つまり炎上して再建された際の鳳凰がありました。
あまり精巧な造りではなかったようで、今は3代目になっています。

そして”旦那の間”には、初代の鳳凰がありました。
初代!?
「初代って火災で燃えたんじゃないの?」と思われたでしょうか。
実は当時、鳳凰は折しも修復中で舎利殿から降ろされていたので、今でも残っているのだそうです。

さらに今回驚いたのは、方丈の杉戸絵は森田えり子さんと石踊達哉さんのものですが、「既にデジタル複製」なんですね。
片付けるの、早すぎやろう(笑)。
今少しホンモノを入れておいて欲しいものです。

最後に。
いつも思うのですが、相国寺、金閣寺と銀閣寺のHPに特別公開のページがあるのに、
どうしてこの金閣寺 方丈の公開日程だけは載らない
んでしょうね。

毎回電話で確認するのに疲れてきました(笑)。

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大徳寺8 大慈院2 利休忌


写真は、方丈前庭

8月以外の毎月28日は利休忌でお茶会があり、内部に入れます。

表門を入り、石畳を左手に進みます。
すると正面にお茶室があり、右手奥に方丈への玄関があります。
まずは方丈の1番手前の礼の間で受付し1000円を納めると木札を頂けます。
荷物も預けて、方丈でしばらく待ちます。

方丈は6間構造です。
入って左手中央は室中の間で内陣、さらに左隣りは檀那の間です。
ここには山口玄洞筆の福寿海があります。
方丈前庭は枯山水庭園です。
左手に見事な槇が、右手奥には紫式部碑があります。
そしてこの右手奥は泉仙の玄関になります。

外周をまわると方丈後方左手奥に手洗いがあります。
方丈の裏には6畳間と露地庭園があります。
1周戻ると礼の間の奥にある書院に戻ります。
書院には茶会記(この日のお道具がなにかが書いてあります)がありました。

2022年春、WABUNKAの京都「大徳寺 大慈院」で体と心をゆるめる坐禅体験で、方丈の裏に入りました。
方丈裏の渡り廊下を進んで、奥の棟に入ります。
廊下の右手に方丈裏から見えていた6畳間があります。
こちらも炉が切ってあり、広間の茶室としても使えるようです。
廊下のさらに奥の右手に4畳半の頓庵(とんあん)があります。
大正13年に表千家12世惺斎と裏千家13世円能斎の監修によって建てられました。
茶室の奥には床の間と琵琶床が並んでいます。

利休忌に戻ります。
木札の番号を呼ばれたら、先の広間のお茶室へ案内されます。
お茶会は9:00からで、1席30分程度。
次の会への準備も併せると、次席は40分後ぐらいになります。




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