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2013 10/12の拝観報告4(養源院)


写真は、奥側の庭園

清水道から市バス206で、東山七条まで。
やってきたのは、養源院です。
ここが「東山ふれあい文化財鑑賞会」の2つ目でした。

今回の東山ふれあい文化財鑑賞会の最大の目玉がココです。
普段は非公開の本堂の裏側にある庭園が公開されました。

通常の公開では本堂内部だけ。
2011年の京の冬の旅でも崇源院(お江)の供養塔まででした。
しかしこの供養塔の左手の木戸の奥に庭園が拡がっているんですね。

今回は通常拝観の要領で、由緒から本堂内部、そして血天井と牡丹の間、最後に玄関の杉戸絵の説明があり、その後裏手の庭園に靴を履いて回り込む形式でした。

庭園の詳細は今後の本編で掲載します。
僕もその存在は知っていましたが、見たのは今回が初めてでした。

キッチリ手が入っている感じではないものの、庭園のポテンシャル自体はなかなか高そうでした。

WAN師匠とも事前に話をしていましたが、正直今回の東山ふれあい文化財鑑賞会は「ココネライ」だったので、満足しました。

もし上の写真だけを見て「養源院!」と言い切れる方がいらっしゃるのなら、相当な”庭園派”ですね(笑)。

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知恩院5 山亭庭園、勢至堂(東山中央散策29)


写真は、山亭庭園

平成22年から平成31年まで御影堂の修復工事期間中に写経場として特別公開されています。
山亭は、霊元天皇の皇女の宮殿を下賜されものです。

まず勢至堂の右脇の受付を訪ね、2000円を納めます。
山亭に案内され、お香の粉(塗香 ずこう)を指示通りに両手に塗り身を清めます。

写経は、漢字だけの”発願文”か、平仮名交じりの”一枚起請文”のどちらかを選びます。
筆も、普通の墨か、筆ペンかを選びます。
半紙の下に見本を敷いてくださりそれをなぞる形式ですので、比較的簡単です。

写経が終わると重要文化財の勢至堂へ。

勢至堂に写経を奉納し、勢至堂の歴史について説明があります。
勢至堂は元々の本堂で、知恩院では1番古い伽藍で、扁額の“知恩教院”は後奈良天皇の御宸筆です。
本尊はもちろん法然上人の本地身(ほんじしん)とされる勢至菩薩像です。

再度山亭に戻り、山亭の説明とお抹茶と干菓子がでます。
後はゆっくり庭園を眺めます。
白砂と松の緑がきれいで、右手には三尊石が配されています。
さらにここは高台なので、借景として西向きの京都市内が一望できます。

なお通常時は、方丈庭園の石段を登ってくると山亭庭園に着きます。
山亭庭園の奥には木戸があり、この木戸を出た左手には“千姫のお墓”があります。
右手に行くと勢至堂と法然上人御廟があり、順路に沿って階段を下りてくると方丈庭園の拝観入口の横につながります。





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