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2013 10/5の拝観報告9 最終(福田寺)


写真は、龍神さま

淀の妙教寺を後にして、再度桂川を渡り勝龍寺交差点まで戻ります。
そして国道171号線を京都市内方面へ。
素直に帰る・・・前に、中久世の手前で西へ入ったところにある、福田寺(ふくでんじ)が本日のラスト拝観です。
ここが”7つ目の予約拝観”です。

そもそも今回のツアーを計画したのは8月上旬。
その頃ここはノーチェックでした。
8/23の智恵光院の地蔵菩薩開帳の際に、スーメテさまが「ここに来る前に、福田寺の龍神さんの開帳に行っていました」と教えてくれました。
帰宅後に調べると、
・中久世にある
・8/23に龍神さんが開帳される
・しかしHPによると、行けば龍神さんを見せて頂けるらしい
・拝観は17:00まで
でした。

「妙教寺が16:00頃に終わるから、その帰り道で行ける!」と気付いたのです(笑)。
16:20頃に到着しました。

ご住職は非常に親切な方で、丁寧に龍神堂や本堂を案内してくださいました。

詳細は明日の本編で掲載します。

17:00に終了し、それぞれ最寄りの駅まで送ってから帰宅しました。

諸事情があり7:00に自宅を出て、17:40に帰宅するまでずっと拝観。
結構疲れました。
それと自分が組んだツアーなので、時間配分などが予定通り無事に終わるとホッとしますね。
参加された皆様が、楽しんで頂けたのならそれでいいです。

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妙教寺


写真は、本堂(右)と鐘楼(左)

妙教寺は淀古城跡といわれる地にある日蓮宗の寺院です。

アクセス
最寄り駅は京阪電車の淀駅です。
淀駅で下車し、京都競馬場と反対側に進みます。
するとすぐに6叉路の大きな納所(のうそ)の交差点に差し掛かります。
そして1番真正面にあたる右斜めに続く細い道に進みます。
約200m進むと小さな橋があり、左に道が少し折れます。
そこから約70mの右手の細道を入った突き当りに妙教寺があります。
この細道を入った右手奥にお寺の駐車場があります。

拝観
山門を入ると前庭を経て正面の奥に本堂、左手奥に庫裏、さらに左手に鐘楼と妙見堂があります。
電話で予約しておくと本堂内を案内して頂けます。
本堂の正面から中に入ります。
最初は由緒の説明です。
戦国時代から秀吉の側室淀君が住んだ淀城があったのは、現地らしいです。
しかし鶴松が亡くなった後に破却され、2代将軍秀忠の時に今より南に新しい淀城がつくられたそうです。

本堂の内陣には釈迦如来像、多宝如来と中央にある題目宝塔の三宝尊像などがお祀りされています。
そして本堂の右手の壁には目線の高さぐらいに穴が開いています。
これは鳥羽伏見の戦いの際に被弾した跡だそうです。
そしてその砲弾は内陣左手の柱を破壊し、左手の地袋にまで達したそうです。
外周は修復されていますが、内陣柱の被弾の跡も残っています(左手の地袋は修復されています)。
そして最後は御住職がやおら“その時の砲弾”を出してこられます。
大きさは20cmぐらいで、重さは3kgぐらいでしょうか。
結構ズッシリと重たいです。
御住職は非常に面白く、歓迎してくださっているのが伝わってきました。

2018年春に非公開文化財特別公開で、本堂と客殿が公開されました。
本堂左手へ廊下を進むと客殿があります。
そちちらには鳥羽・伏見の戦いの際の東軍の銃火器、淀城の古地図や淀城主稲葉家の文箱などが展示されていました。

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