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2013 10/12の拝観報告1(知恩院 文化財特別鑑賞)


写真は、重文の経蔵

この日は拝観日。
10:00から知恩院で京都市文化資源保護財団の”知恩院 文化財特別鑑賞”でした。
そこで9:30頃祇園に到着し、建仁寺で”ウワサの御朱印帳”を買いました!

そして知恩院へ。
建仁寺でのんびりしたせいで、珍しく結構ギリギリになってしまいました(笑)。
参加者は、WAN師匠、hytさま、ミッキーさま、serimamaさま、なおすけさま、あんとんさまと僕でした。
今回は”会員限定”で非会員の同伴は不可でしたので、「我々だけ目立って若かった」です(笑)。

2班に分けてまわりました。
流れとしては、我々の班は小方丈→大方丈→お茶の接待→宝佛殿→経堂→阿弥陀堂→御影堂修理現場→法話でした(いずれも内部に入っています)。

2011年の中京区の文化財鑑賞会で、重文の大方丈と小方丈に入れる企画があったのですが当時はスルーしました。
またすぐに機会があるだろうと思っていたら、これがなかなかなかったんですね。
その上での今回でしたので、スッキリ致しました(笑)!
経蔵の内部にも入れましたしね。
こういう機会があるから、京都市文化資源保護財団はヤメラレません(笑)!

そして御影堂の修理現場も観ました。
屋根にあんなに大きな丸太を並べているんですね。
今後御影堂の修理現場をご覧になりたい方は、第1日曜日を中心に見学会が開催されるので是非行ってみてください。
11月:11/2と11/3。予約不要・無料で、10:00~16:00。
12月:12/1。予約不要・無料ですが、12:00と14:00開催で各回先着50名。

知恩院の本編も三門以降は、一新することに致しました。
実は昨日から始まっています。

非常に満足しました。

アンケートを実施しています。
左サイドバーにあります。
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知恩院2 御影堂、阿弥陀堂、経堂(東山中央散策26)


写真は、国宝 御影堂

三門を越えた正面に急な階段があり、こちらが男坂、
右手にはゆるやかな坂の階段があり、こちら女坂です。
女坂の手前に友禅苑という庭園があり有料で公開されています(後述)。
さらに女坂の途中、右手には鎮守社と舞殿がありその奥にお茶室の真葛庵があります。
毎月3日に月釜が行われています。

坂を上がりきった左手の手前に阿弥陀堂が、正面左に御影堂(みえいどう)があります。
阿弥陀堂には“大谷寺”の扁額があり、中に入り阿弥陀如来坐像をお参りできます。

右手には休憩所の泰平亭があり、奥に進むと右手から宝仏殿、納骨堂と経蔵があり、経蔵のさらに左手奥に方丈庭園の入口と、勢至堂へ階段があります。

また宝仏殿の奥の階段を登って行くと、大晦日の除夜の鐘の中継でよくみるあの大きな大鐘楼があります。
大晦日は10:40ぐらいから、1分毎ぐらいに撞いていかれます。
その試し撞きが、12/27の14:00~あります。
14:00前から準備をされて、14:00頃から撞き始めます。
柵外は見物人で黒山の人だかりです。
柵内には最初多数の報道陣がいますが、14:20ぐらいになると画を押さえ終わり帰っていかれます。
柵外の見物人も、それぐらいからは帰る方も出てこられるので、14:30以降なら少し見やすくなります。

御影堂に上がった右手に、知恩院の七不思議のひとつの“忘れ傘”が天井にあります。
天井に傘が置いてあり、火災の魔除けの意味があるそうです。
御影堂の裏側に行くと大方丈へ繋がる廊下がありますが、ここから先は入れません。
しかし、ここの廊下が知恩院の七不思議のひとつの“鶯張りの廊下”です。
どう歩いてもキュッキュッと音がします。

宝仏殿は開いていないことが多いですが、開いていれば阿弥陀如来立像と四天王像にお参りできます。

納骨堂の前には橋の掛かる池があり、紅葉がきれいです。

重要文化財の経蔵は、通常は内部非公開です。
京都市文化観光資源保護財団の会員事業で内部に入りました。
正面に傳大士像があり、堂の中央には輪蔵があります。
今でも回転しますし、中には宗版一切経が納められています。
天井や壁面には迦陵頻伽や麒麟などが描かれています。

御影堂の左脇をまっすぐに進むと、黒門に出ます。
石段を降りると境内がお城のような石垣の上にあるのが分かります。
これを降り切ると神宮道に出ます。




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