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2013 10月アンケートの総括

今月も90名以上の方々に投票をして頂きました。
ありがとうございました。
さて今月はいつものお題で、
2013 秋 京都の特別拝観で行きたいところは?
でした。
結果
上記の通りです。
考察
第1位:放生院、恵心院、興聖寺
正直この結果は、全くの想定外でした。
いくら3つもあるとはいえ、1位ですか。
でもこの辺りは全く未開拓の方も多いのかもしれませんね。
だったらこの機会に行くのは非常にいいですね。
”飛車角落ち”の宇治ですが、”金銀桂馬”で攻め上がれそうそうですね(笑)。
第2位:冷泉家
ここは昨年も公開しており、希少さでいうならそれ程でもない。
しかし来ると思いました。
というのも、当ブログの”検索キーワード”で結構上位に来るんですね”冷泉家”。
やはり冷泉家のネームバリューなんでしょうね。
第3位:建仁寺 西来院
ここは個人的なイチオシでもありますし、2013 秋の特別拝観(総集編) の表紙で青モミジを見せて煽った影響もあるのかもしれませんね(笑)。
しかしこの紅葉が紅葉したらきれいでしょうね。
僕も是非見てみたいです。
第4位:東福寺 永明院
こちらは恐らくB派がメインと思われます。
予想通りぐらいの順位でした。
永明院はマイナーですが、”東福寺”の塔頭ですので、意外と票が伸びたのではないでしょうか。
禅寺って、塔頭をまわり始めると”トコトン行きたくなる”んですよね(笑)。
そういう心理も働いた!?のかもしれませんね。
第5位:六波羅蜜寺 十一面観音像御開帳
昨年に続いての公開となりました。
昨年のアンケートではトップだったのですが、2年連続となると失速するのも仕方ないでしょうか。
第6位:その他
今回の選択肢以外では、約3年ぶりに修復を経て公開になる金戒光明寺の山門が注目されているようです。
というか、どうしてこれを選択肢にしなかったのだろう・・・。
自分でも分かりません。
またコメントの情報では建仁寺の霊源院もデジタル複製の襖絵が公開されるとの情報もあり、これらも期待が高まります。
第7位:慈受院
ここは意外に振るわなかったですね。
情報によると庭園もあり、寺宝もありで結構期待できそうなんですが。
寺ノ内という少し地味なエリア(玄人好きのするところではありますが)がハンデだったのか、
それともこのご時勢は、
「まんべんなくいいよりは、突出したいいもの(国宝とか)がある方が人気」
なのかもしれませね。
第8位:西念寺
ここはただ、ただマイナーですよね。
僕も今回までその存在すら知りませんでした。
事前のアピール度には欠けた感がありますが、その分ハードルが下がっているので、事後の評価が急上昇する可能性を秘めているのではないでしょうか。
投票頂いた皆様、ありがとうございました。
来月もよろしくお願い致します!
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宗蓮寺

写真は、シュウメイギクが咲く前庭
高雄のさらに北、北山杉の里で知られる中川にある浄土宗寺院です。
10月にシュウメイギクが咲くことで有名です。
場所
福王子から周山街道(国道162号線)に入ります。福王寺から約5kmで、神護寺のヘアピンカーブに差し掛かります。さらに約3kmで杉の里トンネルが現れるので、これをくぐります。次にまたすぐに中川トンネルが見えますが、この手前右に「中川へ」と書いた分岐があるので、ここに右折します。
しばらくは対面2車線ですが、やがて右手に細い坂の道が分枝しますので、これに入って坂を登ります。周囲には杉が立ち並び、道は細く対向車とのすれちがいは不可能な程です。心細くなるほど進むと、やがて右手に「宗蓮寺」の石柱が見えます。
しかしここは徒歩用の参道です。さらに先に進んだ右手の坂の上に駐車場があり、裏参道につながります。
拝観
室町時代末に円誉上人が小堂を建てたことに始まるといわれています。
境内は小さいです。
裏参道から石段を登ると、右手に簡素な山門があります。
門をくぐると左手は小さな池で、石畳が右斜めに続きます。
右手には庫裏、右手奥には本堂があります。
本堂の扉は閉ざされていて、内部を見ることはできません。
左手は前述の池から小さな庭園となります。
10月中旬~後半にはこのあたりにシュウメイギクが咲きます。
また庭園の中央辺りには観自在菩薩の像もありました。
石畳を進み右手の本堂前を過ぎると、表参道からの山門と石段に出ます。
また本堂の左脇から奥に進むと、裏手の庭園に出ます。
しかしここに入るには、一声かけるべきです。
本堂の裏には北山杉の山を借景にする庭園があります。
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