goo

2013 10/19の拝観報告1(神護寺 金堂 薬師如来像)


写真は、国宝 薬師如来像がお祀りされている金堂

この週は本来拝観日はなしです。
朝から小雨がパラついていましたが、9:00頃には上がりました。
翌日は1日雨っぽかったので、この日は子供を屋外に連れ出そうということで、長男と次男を連れてお出かけに行くことにしました。
妻はお家で休養です(笑)。

さて、どこにいくか。
そもそもまた雨がいつ降るか分からないので、車で行くのは決定。
しかし、”さて”と言いつつも目星はついています(笑)。

車で向かったのは、高雄です!

”本当の第1目的は別にある”のですが、折角なので以前スーメテさまや師匠から聞いていた、”神護寺の薬師如来最接近”にも行くことにしました。

神護寺ってある意味いいんですね。
山を登るので子供のいい運動になります(笑)。
ちょうど雨も止んできて、総門に到着。
やはり拝観受付は金堂に移動していましたが、真新しい小屋が出来ていたので、今秋からはまたもとに戻るのではないでしょうか。

境内は数人程度。
雨上がりの9:30頃ですからね。
これなら子供連れでもそれほど気を遣わなくて済みます。

金堂に行くと左手で拝観料500円を納めます。
すると「今なら内陣の奥まで入って頂けますよ」と誘導して頂けました(ネライ通り(笑))。
本当に国宝 薬師如来像のすぐ下まで入れて頂き、お参り致しました。
Bの本でみたとおりの出で立ちでした。
長男、次男くんにもこれが国宝であることや、こんな至近距離でお参りできることはまずないことを説明しましたが・・・あまりよく分かっていないでしょうね(笑)。
まあちゃんとお参りしてくれたので、よしとしましょう(笑)。

しかし内陣を出ると、源頼朝像のレプリカがありました。
それをみた長男が「これ・・・みたことある・・・」と。
そうです。
彼は2012年の5月の国宝展示に、ここ神護寺の本坊に来て”源頼朝像のホンモノ”を見ているのです!

子供だからって侮れませんね。
2代目 amadeusの継承者か!?
でもこのままだと2代目は”B派”ですね。
困ったものです(笑)。

この日の神護寺は薬師如来さんが見たかったので、かわらけ投げには行かず下山し、本当の目的地へと向かいました。

告知
明日からは10:00の掲載も「拝観報告」になることが多いです。
1日1回では掃けないぐらいまわるので(笑)。

「京都のおすすめ」の総合索引へ
コメント ( 2 ) | Trackback ( )

光照院門跡

-
写真は、常盤会館

常盤御所ともいわれる尼門跡寺院です。
南北朝時代の持明院殿の跡地でもあります。

アクセス
烏丸今出川の一本西、今出川新町を北上します。
道は右にクランクしながら、左手に同志社大学、右手に三時知恩寺が現れます。
すると左手角にヤマザキショップがある、新町上立売の交差点に差し掛かります。
ここを左折します。そして次の右T字路を右折します。
少し進んだ左手に光照院門跡の表門があります。

拝観
通常は非公開ですが、2002年の京の冬の旅、2015年の秋の非公開文化財特別公開(ただし常盤会館はなし)や2020年の京の冬の旅で特別公開がありました。
今回は1年に1回10月に開催される、常盤未生流献花展で内部を拝観しました(1000円)。
しかしこの会も案内状が必要です。

表門を入ると正面に庫裏のような常盤会館があり、ここから入ります。
常盤会館は昭和天皇の即位大典の建物を移築したものだそうです。
まず正面に講堂のような大きな部屋があります。
廊下を右手奥に進むと、書院造りの3間が左手にあります。
右手は書院への渡り廊下で、書院の奥には6畳のお茶室があります。

書院への渡り廊下を進みます。
廊下の左手の中庭中央に本堂があります。
本堂には本尊で清凉寺式の釈迦如来立像、右手には恵心僧都作という阿弥陀如来坐像、そして左手には開山の自本覚公像があります。
折上天井は田能村直外筆の花天井です。

さらに廊下を進むと書院があります。
書院は京都御所の旧桂宮御殿を移築したもので、2部屋が横に並びさらに雁行状に並ぶ棟に3間があります。
前庭は手前が苔のきれいな、奥が白砂の枯山水庭園で、この中央に樹齢500年という見事な枝ぶりの五葉松があります。
今まで見た中で最大の五葉松でした。
奥の白砂には石組や石橋が架かっているのですが、それらが五葉松の枝で見えにくいぐらいです。

3/14 善導忌
3/14だけ毘沙門堂が公開されます。
表門右手に石の鳥居があります。
この奥の門が、当日は開いています
ここに入ります。
この正面奥に毘沙門堂があります。
そこまでの右手手前から弁財天、天照大神、猿田彦命と荼枳尼天(だきにてん)のお社があります。
毘沙門堂の奥には毘沙門天のお厨子があります。
雨なら開扉されません。
また毘沙門堂の右手で御朱印が頂けます。
さらに毘沙門堂の右手には福寿稲荷社があります。

2015年10/30~11/8の秋の非公開文化財特別公開で内部が公開されました。
この際は常盤会館はなくその右手前の門から入り、直接本堂へ。
そして書院へ向かうルートでした。
書院の床の間には、毘沙門堂の毘沙門天像のお厨子が開扉されていました。
約20cmぐらいの像でした。

マイナー散策の索引 

「京都のおすすめ」の総合索引へ

コメント ( 7 ) | Trackback ( )