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墨染寺


写真は、満開の桜と本堂

駅は「すみぞめ」ですが、これは「ぼくせんじ」と読みます。

墨染駅を出て藤森神社とは反対に、踏切を渡り直進します。
すると右手のコンビニのデイリーストアを過ぎた左手にヒョコッと墨染寺の門が現れます。
非常に小さなお寺なので、ヘタすると見落とします。

ここは桜の名所として有名で、桜寺ともいわれます。
墨染桜の伝説があります。
関白、藤原基経が亡くなった際に、上野岑雄が「深草の野辺の桜し心あれば、今年ばかりは墨染に咲け」と詠むと、桜が薄墨色に咲いたというものです。

領内は門を入った正面に本堂があり、本堂の左手に墓地への道があるだけです。
普段行くと、どうってことはないお寺ですが春には様子が一変します。

狭い境内に、桜の木が鈴なりに咲くのです。
本数はそれほど多くないのかも知れませんが、境内が狭い分、密度がハンパではないです。

是非桜が満開の折に行ってみてください。
わざわざ行く価値アリです。

墨染さくらまつり
桜が咲いた土曜日には、墨染さくらまつりが開催されます。
地域の方の詩吟や歌などが、本堂の縁を舞台にして披露されます。
また右手奥では、焼きそばやたこ焼きなどの屋台やお茶席もリーズナブルな価格で行われています。
さらに同日の10:00~14:00は、近くの欣浄寺も公開されています。

いつもは本堂は閉まっていますが、2022/4/2の夜桜ライトアップのイベントで14:00から法話会がありました。その際は本堂にお参り出来ました。
法話の会場は本堂左手にある書院のような広間。
本堂内陣の中央には日蓮上人像、正面上段には釈迦如来と多宝如来像がお祀りされている日蓮宗の典型的な様式でした。



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六孫王神社


写真は、桜が満開の鳥居前

六孫王神社(ろくそんのうじんじゃ)は清和源氏発祥の地と云われ、桜がきれいです。

場所は東寺の北西です。
東寺から大宮通を北上します。すると大宮通が高架になります。
この下を交差するのが八条通で、この八条通を左折し西へ進みます。
約250m進んだ右手に六孫王神社があります。

拝観は無料です。
石の鳥居をくぐります。
まず右手に稲荷社、さらに奥の右手には弁財天社があります。
この参道の桜が非常にきれいです。
ご覧のように溢れんばかりに咲誇ります。

さらに正面には石の橋が架かり、これを渡った正面に唐門とその奥に本殿があります。

本殿の左手には社務所があります。

東寺の不二桜に行かれる際には、是非こちらにも行ってみて下さい。
東寺から行かれるなら、北門から出て観智院の前を通過して八条通へ左折。
約100m歩いた右手にあります。

弁財天御開帳祭
毎年6/13は弁財天御開帳祭で、弁財天社の弁財天像が御開帳されます。
9:00~神事があり御開帳されます。
真っ白な八臂弁財天像が社殿の中央にお祀りされていました。
17:00まで開扉されているそうです。

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