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2013 3/6の拝観報告(興正寺)


写真は、満開の紅梅

この日は家族の所用で午後から休み。
拝観にも行ってはいないのですが、帰宅途中に興正寺に立ち寄りました。

以前のコメントでsuper-meteorさまが言及しておられた紅梅です。
実はそのコメントの3日程前(2月末かな)に偵察に行った際には4分咲ぐらいでした。
そもそもは昨年満開を逃したところから始まっています(笑)。

今年はどうですか。
紅梅は満開です。
左隣に白梅もあるのですが、白梅は2分咲ぐらいでした。

梅の後ろにあるのが御影堂で、この右手に阿弥陀堂があります。
結構大きな寺院です。
それもそう京都にある浄土真宗の4つの本山の1つなんです(後は西本願寺、東本願寺と仏光寺)。
しかし如何せん巨大寺院の西本願寺と境内を接しているので、多くの方が西本願寺の一部だと思っておられるのではないでしょうか(笑:かつての僕もそうでした)。

また前述の阿弥陀堂に上がって北側の見ると、そこにあるのは飛雲閣の背面。
これが結構ボロボロなのに驚きますよ。

現在のように紅梅が満開ならまだ分かりますが、通常ならわざわざ行く程でもないです。
西本願寺に行かれた際には、是非ここにも立ち寄ってみてください。

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泉涌寺6 来迎院(東山南部散策33)

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写真は、客殿(左)と含翠軒(右)

仏殿の横の受付から出て、その先の階段を降りた左手に“善能寺”が右手に「来迎院(らいごういん)」があります(簡易地図)。

来迎院は、泉涌寺七福神めぐりの布袋尊です。

山門をくぐった正面の石段下の右手に弘法大師像、その奥に独鈷水、階段の左手に本堂、石段を登った正面に荒神堂があります。
この辺りは紅葉がきれいです。

ここまでは拝観無料です。

左手奥に含翠庭があります。
拝観料は300円ですが、人があまり来ないためか入口に人が常駐していません。
ベルを押すと、奥から「拝観ですか」って出て来られます。

含翠庭に入ると左手の手前に客殿、奥にお茶室 含翠軒があります。
山科にいた大石内蔵助は、ここまでやってきて仇討の策を練ったと云われています。
そして茶室の扁額は、大石内蔵助の直筆だそうです。
貴人口から内部を覗けます。
手前に3畳、その奥に中板を挟んでさらに奥に台目畳があります。

この奥に心字池があり、周囲は苔がきれいな庭園です。
庭園を1周して入口に戻ります。

月釜
毎月14日に月釜がありましたが、今はもうしておられません。
拝観受付正面の玄関から客殿に入ります。
入ってすぐの受付で会費の1000円を納めます。
右手に進むと4畳と4畳半の間があり、こちらが待合です。
さらに奥に8畳間があり、お茶席はこちらで行われます(上写真の正面の建物です)。

12/14は大石忌でおそば席もあり、会費は1500円です。
客殿に入って待合とは反対の左手奥の8畳間で頂きます。
またこの日の席入りの合図は陣太鼓です。

荒神堂
荒神堂には重文の三宝大荒神坐像がお祀りされていますが、通常見ることが出来ません。
成人の日の泉山七福神めぐりの際だけ御開帳されます。
しかしお堂の7m程奥にあるので、単眼鏡でようやくお顔が判別できる程度です。
2023/6/24 そうだ 京都、行こうツアー「弘法大師生誕1250年 名水×名所探訪」で内部に入れました。
荒神堂の左手脇奥の扉から中に入りました。
本堂の中には極彩色が残る杮葺きのお堂があるので、本堂自体が覆屋になっています。
この内陣中央に重文の三宝大荒神坐像がお祀りされており、目前でお参り出来ました。

また2023/6/24 そうだ 京都、行こうツアー「弘法大師生誕1250年 名水×名所探訪」では本堂にもお参りしました。
内陣中央には本尊の阿弥陀三尊像、その左手には霊元天皇の念持仏であった観音菩薩像、その左には悪王子神社の本地仏、
本尊の右手には大石内蔵助の念持仏であった将軍地蔵菩薩像、さらに右手の脇壇には卓巖(たくがん)宗師像がお祀りされていました。




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