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建仁寺8 開山堂・浴室(祇園散策23)

写真は、開山堂の楼門(左)と客殿(右)
通常は非公開ですが、2013年3/16~3/24まで京都市観光資源保護財団の主催で公開されました。
場所は、方丈玄関の前の道を直進します。
両足院の前も通過して道がT字路に突き当たる手前の左手に、開山堂と浴室が並んでいます。
楼門に向かって左手に開山堂への入口があります。
ここの玄関から上がり、拝観料700円を納めます。
右手に進むと客殿(方丈)です。
客殿を背に左手に開山塔、右手奥に経蔵、右手に楼門、そして正面は楼門から開山塔までの前庭です。
まず客殿は方丈なので6間構造です。
本尊の赤栴檀釈迦如来像がお祀りされており、真中の部屋(室中の間)の龍虎図は加藤文麗の筆です。
そしてそれ以外の両側の2間と杉戸絵は原在中の筆です。
開山塔へ移動します。
開山塔の内部は手前から、礼堂(らいどう)、相の間(あいのま)、祠堂(しどう)と連なり奥に行くに連れ段々と小さくなります。
床は焼瓦で、礼堂でお参りをします。
相の間の中央には石棺があり、この下に栄西が眠っているそうです。
またこの右手には開基の源頼家座像があります。
祠堂には栄西禅師坐像と乙護法天像がお祀りされています。
経蔵は小さめで、内部にはグルグル回る輪蔵はなく、普通の棚になっているそうです。
楼門は妙光寺の三門を明治18年に移築したもので、楼上には陶製の十六羅漢像が安置されているそうです。
前庭の左右には栄西が唐から持ち帰ったとされる菩提樹や、大きな松が3本植えられています。それ以外に大きなものはない平面で広い苔の庭園で、楼門から開山塔までの石の参道がまっすぐ伸びています。
玄関から出て、楼門前を通過した左手に浴室があります。
背後から湯気を出す蒸し風呂で、洗い場の床は水が中央に溜まり流れるように、中央に向かって傾斜しています。
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2013 3/13の拝観報告4 最終(等持院)

写真は、心字池周辺
昨夜の更新の続きが、いきなり朝でゴメンナサイ(笑)。
諸事情がありまして。
さて北野天満宮からもう少し寄り道して向かったのが”等持院”です。
結構大きくてきれいな庭園があるのですが、なぜかマイナーで拝観者が少ないのがポイントです。
理由も”なぜか”というか、明らかに”アクセスがわかりにくい”からではないでしょうか(笑)。
有楽椿がどうかなと思ったのですが、結構まだ咲いていました。
それに池のほとりに小さな梅が(笑)。
人もいないので、ここで少しゆっくりして昼食へ。
昼食は折角の平日ですので、平日しか行けないところにしました。
今日は以前コメントで話題になった”とり安の親子丼”です。
この詳細はまたいずれ食事・甘味の掲載で掲載しますが、定休日が「土日祝、木曜日」なので、あまり観光利用は出来ないのではないでしょうか。
そして午後からはお仕事に戻りました。
アンケートを実施しています。
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