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2013 3/9の拝観報告1(萬福寺 瑞光院)


写真は、玉青苑

この日は萬福寺での予約特別拝観が11:00からありました。
烏丸御池から黄檗、しいては宇治へは、
・地下鉄烏丸線で烏丸御池駅~京都駅→JR奈良線で京都駅~黄檗、宇治駅
・地下鉄東西線で烏丸御池駅~三条京阪駅→京阪電車で三条駅~中書島駅で乗り換え~黄檗、宇治駅
がありますが、
前者の方が絶対に早いですね。

さて同行者は、あんとんさまとWAN師匠と僕の計3名。

しかし折角久しぶりに萬福寺に行くのです。
プラスαが欲しかったので、事前に塔頭の瑞光院さんにTELしていました。
通常は非公開ですが、事前に連絡すれば拝観可でした。
通常は非公開でも過去に特別公開を行ったことがあるところは、以前に連絡しておくと拝観可能なところは意外と多いです。
逆に過去に特別公開を行った形跡がないところは、まずムリですね(笑)。

10:00前に萬福寺 総門前に集合し、瑞光院に向かいました。

また拝観の詳細は、近日掲載の本編に掲載しますので少しだけ。

ここには直原玉青の襖絵が40面前後と、玉青作庭の玉青苑があります。
水墨の襖絵の唐獅子の躍動感は見事ですし、庭園は少し重森三玲のテイストがあるような感じです。

500円を志納させて頂きましたが、襖絵と庭園を十分に堪能出来たので、いいオプションツアーでした(笑)。

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ゆっくりする!?

今回も京都とは関係のない”どうでもいいお話”です。

結婚する前から僕と妻で噛み合わない”言葉”があります。
それが
「ゆっくりする」
です。

例えばデパートなどで散々買いものした後、
「疲れたなぁ。ゆっくりしようか」
となります。
これは普通ですよね。
喫茶店などに入り、お茶なんかします。

すると僕が、
「よしじゃあ、何分ぐらいゆっくりする?」
と聞きます。
すると妻は
「ゆっくりするので、分からない」
となる訳です。

僕は基本的に”何かをしていないと気が済まない質”なので、
”ゆっくりする”=一旦疲れた気力、体力を回復するという”目的を持って”小休止すること
です。

一方妻は、根本的に行き当たりばったり。その時の雰囲気で行動しているようで、
”ゆっくりする”=目的なくぼんやりすること
みたいです。

学校の時間割に例えるなら、
僕の”ゆっくりする”は、”ゆっくりするという教科”が時間割に入るかんじで、
妻の”ゆっくりする”は、”教科がない空白”という感覚のようです。

まあどうせ”妻派”が世間の主流なのでしょうけれど、僕に言わせば
40年近くも生きていれば、現状の自分の気力・体力があとどれぐらいで回復しそうかぐらいは、ゆっくりし始める段階で分かりそうなものだと思うのですが・・・。
そしてゆっくりした後に何をするかぐらいは予め決めておかないと、次の一歩が出遅れるでしょう・・・。

・・・多分、妻派には、この”発想自体が理解不能”なんでしょうね(笑)。

どちらが正しいとか、いいとかいうことではないのは分かっています。
別にそういう妻に不満がある訳でもないです。
むしろうちの子供に取っては、この両方の価値観があることを知りうる環境なので彼らは幸せモノだと思っています(笑)。
種の繁栄に必要なのは”多様性”ですからね(笑)。

さて皆さんは、
”アマ派”ですか、”ツマ(妻)派”ですか?

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泉涌寺10 雲龍院(東山南部散策37)

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写真は、悟りの間から見た紅葉の書院前庭

場所が大門よりまだ奥なので分かりにくいです(簡易地図)。

表門を入って、右手奥の玄関に上がり拝観料300円を納めます。

入って右手奥にある本堂の龍華殿には、本尊の薬師如来三尊像がお祀りされています。
中陣には写経塔があります。
2015年の秋の非公開文化財特別公開では内部に入れました。
内陣の左手には毘沙門天像が、右手には重文で土佐光信筆の後円融院宸影がありました。

隣には霊明殿があります。
霊明殿の内陣右手には後光厳天皇像、左手には後円融天皇像がお祀りされています。
霊明殿の前庭は枯山水庭園で、徳川慶喜寄進の石灯籠があります。

次に書院へ。
入口右手の大輪の間のガラスケースには、大石内蔵助直筆の“龍淵”の文字が展示されています。
またこの書院の前庭が素晴らしいです。
松と苔の緑の庭園ですが、真中に立派なもみじが1本立っており紅葉時は非常に栄えます。
梅もきれいなようです。
入口正面の“清浄の間”の障子の窓が4つすべて形が違います。
それぞれのフレームで楽しめます。

入口左手の廊下の奥には”悟りの間”があり、“悟りの窓”もあります。

またこの廊下の途中の台所には、俵の上に乗らずにわらじ履きで走っている“走り大黒天”もあります。
案内があるのですぐに分かります。

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