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2013 春 廣誠院の特別拝観

写真は、廣誠院の庭園
本来は3/9の拝観報告の続きですが少し脇に置いておいて(笑)、こんなものを見つけたので、誰かに指摘される前に掲載します(笑)。
廣誠院の特別拝観です。
「廣誠院とは何ぞや?」は、上記リンクの本編を参照してください。
早速その先のお話をします。
まずは概略です。
期間:3/30(土)~4/14(日)
拝観時間:10:00~17:00と、18:30~21:00
拝観料:600円
主催:京都文化協会
注目点が2つあります。
まず1つ目の注目点が、
夜間拝観
です。
ここの夜間拝観は過去に開催された記憶がないので、珍しいのではないでしょうか。
昼と夜の拝観は別カウントなので、両方に行くならそれぞれに拝観料が必要です。
もう1つの注目点は、主催者です。
京都文化協会。
僕の知る限り、僕の他にWAN師匠やミッキーさまは、ここの会員です。
襖絵の高画質デジタル複製をよく手掛けています。
過去にも廣誠院は年に約1回特別公開をしていて、
2011年までは年に1回秋に、京都文化観光資源保護財団の主催、
2012秋は、古文化保存協会の主催、
でした。
(ちなみにこれまた僕の知る限り、僕とWAN師匠は上記3つすべての会員です・・・どうかしてますね(笑))
本来は寺院が特別拝観をする際に委託する主催者は固定していることが多く、あまり変わることがないのですが、何故こうも変わるのでしょうね。
なにかあるのかな(笑)。
まあ拝観できるからいいか。
以降は京都文化協会の主催に落ち着くのでしょうか。
今後の展開に興味津々です(笑)。
いよいよ京都文化協会が、本格的に始動してきたのかな(笑)。
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泉涌寺11 悲田院(東山南部散策38)

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写真は、玄関までの前庭
泉涌寺七福神めぐりの毘沙門天であり(簡易地図)、煎茶道東仙流の総司庁でもあります。
悲田院は聖徳太子が孤児院として各地に建てたものですが、現存するのはここだけです。
表門を入りまっすぐに進むと、左手に本堂、正面に玄関があります。
通常拝観は公式にはしておられませんが、事前に連絡しておくと大丈夫な時もあります。
また2020年10/15~11/1のように特別拝観をされることもあります。
玄関を入ると正面に毘沙門天像のお厨子がありますが、通常は閉まっています。
左手の中庭の水琴窟の庭を経て、本堂へ入ります。
本堂に入ると土佐光起の襖絵「松に群猿図」や山岡鉄舟の屏風があります。
右手に内陣があります。
内陣中央には本尊の阿弥陀如来像。
右手には2011年に内視鏡で中を調べて初めて快慶の作とわかった宝冠の阿弥陀如来像。
左手の後方には逆手の阿弥陀如来像などがお祀りされています。
また内陣の右手の間の仏間には悲田院を移築再興した高槻城主永井直清公像がお祀りされています。
煎茶道 東仙流 茶室
2020年の秋の非公開文化財特別公開の際に、事前申込制で呈茶がありました。
本堂に入る手前右手にお手洗いがありますが、その奥の廊下をまっすぐに進みます。
途中の右手に書院。
廊下突き当りの右手に露地庭園、正面に客殿があります。
客殿は明治30年の英照皇太后奉葬の際に皇室の宿舎として建てたものを、移築したそうです。
正面は水屋のように使われており、左手に6畳間の広間が連なります。
奥の6畳間の右手(水屋の奥)に前述の露地庭園に面した4畳半のお茶室がありました。
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