平和1丁目 ~牧師室より~

福岡市南区平和にあるキリスト教の平尾バプテスト教会の週報に載せている牧師の雑感

2018年4月22日 キリスト者は献身者

2018年05月01日 23時14分07秒 | Weblog
キリスト者は献身者

 ハンキンス先生は、宣教師魂を持っておられる。先生は、ほんとうに献身者であり、これまで日本人を愛してくださった。そして、未信者の魂が一人でも救われることを心から願われた。
 献身者は、神に仕え、人に仕えている人だと思う。だから、牧師であろうと、一信徒であろうと、献身をしている人々は当然いくらでもいる。こういう人々は、自分の生活は二の次である。自分が他者に認められるとかそうでないとかは、どうでもよい人々だ。自分を守る姿勢も持たない。守るべきは、自分の神様への誠実な信仰だけであって、すべてのことは神様が何とかしてくれると信じている。
 真実に神様と出会ったのなら、このお方に従うことを誓ったのなら、自分の十字架を負って、命を賭けて歩んでいこうと人はするだろう。献身者には、苦しい体験のなかでイエス様と出会って、救われたという実感を人一倍に持っている方が多い。だから、感謝に溢れ、他者の苦しい思いや状況にも寄り添い、神様からのどんな労苦も厭わない。しかし、牧師であり、献身者と言われている者のなかには私のように甘い者もいるのも事実で申し訳ない。
 それでも、その多くは赦されて、その任に与らせていただいている。教会員で、この方は献身をしているのだと思う人は、神に仕え、人に仕え、共にキリストの教会を建て上げようと一生懸命である。私は、平尾教会のすべての信徒たちは、献身者だと言いたい。


平良 牧師

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