平和1丁目 ~牧師室より~

福岡市南区平和にあるキリスト教の平尾バプテスト教会の週報に載せている牧師の雑感

2017年9月3日 教会はいろいろある

2017年10月22日 13時41分39秒 | Weblog
教会はいろいろある

 自分たちの教会がどのような教会なのかを、自分たちで決めることができるのがバプテストである。しかし、イエス様が言われたように、イエス様が土台の石、要石であって、それを取り除くことはできない。また、キリストの体を構成している教会員一人一人の頭は、イエス様なのであって、それを取り除くこともまたできない。
 ある教派は、救われた者として、聖なる生活をすることを心がける。ある教派は、聖霊の働きにとことん身を委ねようとする。また、ある教派は、悔い改めることを強く求められる。そして、ある教派は、祈りを信仰の中心と位置付けて、多くの時間を祈りにあてる。ある教派は、教会の運営面で、牧師の意向が教会運営に対して決定権をもっている。
 バプテスト派は、いろいろである。祈りを大切にしている教会、聖なる生活に重きをおいている教会、聖霊の働きを一番に考えている教会。そうすると何をもってバプテスト派というのか。教理的なことは大方同じだが、いくつか大切にしている主義や特徴がある。その一つは、聖書主義である。聖書だけを唯一の信仰の基盤とする。
 また、信仰告白をした者にのみ浸礼をほどこすといったことや教会運営が民主的に行われている点である。バプテストは、すべてのことをできるだけすべてで考えていく教派であるから、何事も時間がかかるし、段階を踏まえつつ、積み上げていくことの成熟さが必要である。


平良 師

最新の画像もっと見る