平和1丁目 ~牧師室より~

福岡市南区平和にあるキリスト教の平尾バプテスト教会の週報に載せている牧師の雑感

2013年2月10日 献堂式を迎えて

2013年02月09日 13時25分40秒 | Weblog
献堂式を迎えて


 DCG建築に携わってくださった業者の方々と話す機会があった。彼らが言うには、建築会議のときに、いろいろと質問されたり、意見や要望を毎回のように言われるので、自分たちとしては、それに何とか応えようと努力したが、それが自分たちのやる気ともなり、よかったのだと言われた。
 私たちは、この施主は何とうるさい人たちなのだろうかと、嫌気がさしているに違いないと思っていた。しかし、確かに週に1度の打ち合わせ会のときに、侃々諤々とまではいかないまでも、かなり激しいやり取りをしたのは事実であった。DCGは、DCG委員一人一人の思い、教会員一人一人の思いが、至るところに詰まっている。それがすばらしい。DCGに集われる人々が、温かさや明るさや居心地の良さを感じるのは、多くの心が込められているからだ。
 それを導いてくださった主に感謝しよう。私は、今朝、祈祷会の前に平尾教会の多目的ルームに久々に掃除機をかけた。掃除機をかけるのが、我が家でも教会でも好きなのだ。この格調の高い平尾教会の建物も愛している。平尾も大名も共に私たちの建物だ。どちらにも愛情を注ぎ、大切にしなければならない。
 同じ娘なのに、姉だけを愛し、妹には愛情を注がない父親がいるだろうか。どちらも私たちの娘なのだ。私たちは、二人の娘たちの親であり、責任がある。これから、献堂記念日は両方とも毎年2月の第2主日となる。同日に、平尾と大名をおぼえることになる。


平良師

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