平和1丁目 ~牧師室より~

福岡市南区平和にあるキリスト教の平尾バプテスト教会の週報に載せている牧師の雑感

2010年12月26日 閉塞感漂う社会に光を掲げチャレンジ

2011年02月04日 21時49分35秒 | Weblog
  閉塞感漂う社会に光を掲げチャレンジ

 新政権になって1年が過ぎた。国民の間には、この政権もダメであったかという失望感がある。もう少し、ようすをみてあげたらいいのに・・、それは甘いのだろうか。この政権は、これまでの澱んだものを一掃してくれると、国民の目線に立って物事を考えてくれると、経済事情もよくなる、そんな期待もあったのだが、実に残念である。しかし、よくなった部分もあるのだから、総合的に評価しなければなるまい。
 さて、そのような社会の中で、キリスト教は、どの程度の発展を成し得ただろうか。それについては、先週のY兄の「風囁」でもわかるように、連盟全体では、ここ数年あまり変わらずといったところだ。もちろん、目に見えるデータの教勢面には現れない連盟・諸教会が果したであろう働きもあるから、これもまた総合的にどうであったかは考えなければならない。
 教勢面では、ここ10年変わらない。否、教会学校の参加人数、協力伝道献金は毎年減少傾向にある。プロテスタントの中でも、よく伝道している教派だと日本バプテスト連盟は言われるから、かなり抜本的なことを考えなければ、キリスト教は日本で花開く前に、枯れてしまう恐れすらあるということだ。
 それだけに、新しい伝道の場を与えられている私たちの使命は重い。今年は大名での宣教活動とスモールグループの二つの取り組みを具体的に開始したと言える。閉塞感漂う社会にあって、来年もまたキリストの光を掲げ果敢にチャンレジしよう。


平良師

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