I♥ バプテスト(ヨハネによる福音書8:32)
私たちほとんどの人は、バプテスト教会を選んだというよりも、家から近い教会だったし、紹介があったし、またバプテストの学校に通っていたので教会に行き始めたらバプテストになったし、あるいは、親の下で生まれ、気付いたらもう既にバプテスト教会に通っていたことが多いかと思います。
わざわざ選んだのか、それとも縁があってバプテスト教会になったのかを別にして、歴史と伝統があり、信仰を案内する特徴があり、毎年2月にそれを一緒に考えることになっています。
バプテスト派は宗教改革の第二波によって生まれました。ローマ=カトリック教会に反発したルター派や改革派(長老派)よりも、教会の伝統をシンプルに、新約聖書により忠実にねらっていました。
バプテストの特徴:
☆聖書中心。伝統、慣習、または人物(法王、牧師)より権威がある。
☆信仰を決心する人のバプテスマ。本人が決めるので、幼児洗礼を拒む。
☆各個教会主義。地域教会が自己運営をし、指導者(牧師、執事)を決める。
☆政教分離。社会と政治とかかわりながらも、組織として互いに、権力がないほうが良い。
☆信教の自由。誰の信仰、どのような宗教であっても、自由を訴える。
☆「礼典」が2つ。主の晩餐式と全身のバプテスマ(浸礼)。
☆万人祭司。イエス・キリスト以外に神様への仲介役の人(祭司)が入らない。一人一人が、信仰を求める必要があり、直截に神様に応答する。
個人的に「バプテストでよかった」と言えます。皆さん、いかがでしょうか。
「あなたたちは真理を知り、真理はあなたたちを自由にする。」
(ヨハネ8:32) 参考:使徒言行録2:38
R・ハンキンス 師