関東で反平家の旗を掲げた源頼朝を討つために東進した平維盛。
頼朝が、そんな維盛軍を富士川で迎え討って勝利を収めたのは治承4年(1180)10月20日のことでした。
その翌日に黄瀬川に本陣を置いた頼朝を訪ねたのが奥州平泉から駆け付けた源義経だったのです。
こうして頼朝と義経が対面した時に座った石が「対面石』だと言われています。
このとき、柿を食べた頼朝はその柿が渋柿だったために種を捻って捨てたところ、芽をつけて捻れた木に育ったとの伝承があります。
のちに頼朝は対面の地に八幡神社を勧進しました。
それが対面石八幡神社です。
境内には対面石やねじり柿の他に、頼朝を祀った白旗社もあります。
○御朱印