2014.6.8(日)晴、曇り、雨
らっきょう酢
山椒、梅、らっきょうなどは昔の田舎の常備菜なんだが、子供にとってはあまり好まれるものではない。ところがわたしが子供の頃に食べたらっきょう漬けは忘れられない味であった。酢の調合はおそらく荒くたいもので酢だけだったのかも知れない。らっきょうは小さくて歯触りがいい、ポリポリといくらでも食べてしまうのだ。ところが畑でらっきょうを作っている気配はない。母に何かと聞いたら、畑の土手に生えている野生のらっきょうだという。野生のらっきょうなんてものがあるのかと思い、土手に行くと確かにある。ただ青いネギのような長い葉はなくて、短い草のようなものだった。根、本来は茎の部分はまさにらっきょうで、ノビルのような丸いものではない。
とにかく子供時分の記憶なのではっきりしないのだが、こんな思い出がある。
今年のらっきょうは出来が悪い、粒が小さいのだ、収穫が早いのだろうか。あまり大きくない方が美味しいのでこんなもんでいいかとばかりに処理をするが、とにかく面倒だ。根のヒゲの部分と首の部分を切っていくのだが、あまり深く切ると実が緩んで歯ごたえが無くなるという。しかしこれはあまり真実ではなさそうだ。むしろ根の付け根の固い部分が残っている方が食感がよろしくない。
出来上がったらっきょう酢で一番気になることは、固い繊維質が残っていることだ。これは大きい粒ほど顕著である。例年の収穫が遅すぎるのだろうか。
湯通ししたら余計色白になった
そういう意味では今年はいいかもしれない。
漬ける前に熱湯をかけていたが、今回は15秒ほど湯通しした。例の繊維質が少しでも柔らかくならないかという試みである。
酢はどうしてもうまくできないので市販のらっきょう酢を使っている。おたふくの専用酢は今のところ一番だ。
700g漬け込む。
【作業日誌 6/8】
上林川草刈り
【今日のじょん】でかいカタツムリに驚いているところ。クンクン嗅いでいたのが急に動き出してびっくり仰天。
何じゃこりゃ? ワオッ!
昨日ゲンタが来じょん、おかーはおしゃべりに夢中
2014.6.7(土)曇り
山椒醤油煮
実山椒 160g
酒 大さじ5杯
みりん 大さじ2.5杯
醤油 220cc
山椒はサッと湯がいてから小枝をとる。生のものよりとりやすい。なにしろ小枝とりが最大の仕事だから。
小枝がとれたら水洗いして、沸騰した水に塩をひとつまみ入れ、10分ほど湯がく。塩を入れるのは多分色鮮やかにするためと思うが定かでない。湯がくのは皮を柔らかくするためだろう。
水を切って冷水につけ、30分ほどおく。これはあくを取るためらしい。
これでいいのだけど、今回やや収穫が遅れたのでもう一度繰り返す。
毎年のことだが、収穫時期は実に難しい。花が咲いて実が着いて、小さいなと思っていたらすぐに大きくなって、皮が固くなってしまう。毎日採ってみて、中がゼリー状の時が一番。
あとは上記の調味料を鍋に入れてとろ火で炊くだけ。量が多ければコンロに炭火をおこして炊きあげるのがよろしい。水気が無くなってきたらできあがり。すぐにでも食べられるが、置けば置くほど味がしゅんでいい。
山椒塩漬け
今年はちりめん山椒は作らない。ちりめんを買いに行ってる間に山椒の収穫が遅れ、思うようなものができないからだ。というより塩漬けさえ作っておけば好きな時期にちりめん山椒も出来るからだ。
醤油煮で余った山椒が150gある。これを瓶に入れ、粗塩大さじ2杯をよくまぶす。冷蔵庫に入れておしまい。
煮魚なんかの料理に風味付けに使うといいらしい。落ち着いたらこれでちりめん山椒もつくってみるか。
あとは木に着いたまま残った山椒から粉山椒を作ることと、よく育った山椒の木からすりこぎを作りたいと思っている。乞うご期待。
【作業日誌 6/7】
店の玄関周り蔦の剪定
玄関の階段や、南側の段も蔦が蔓延していたのだ。
【今日のじょん】
蛇忌避剤は効かない。忌避剤を撒いて11日目、遂に現れた。しかも忌避剤を撒いたその上で悠々と日向ぼっこをしているのだ。
おや~、ありゃあ
わたしは忌避剤の効果について懐疑的であったのでこの日が来ることを逆に期待していた。しかしこの数日間の効果を認めないわけにはいかない。この間この地方はさしたる雨も無く、粒剤は流されることなく残っている。
結果は一応効果は認められるが、効能書きにある期間(一ヶ月)は効かないということだろう。
我が家には他にプロ用という蛇忌避剤がある。どういうプロなのか解らないが、次はこれで試したい。