常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

芯食い虫 テッポウムシ 髄虫

2013年07月22日 | 季節の便り

今日も日が落ちる頃、北アルプスは雲に閉ざされた。

茗荷の芯食い虫

 植物の茎に穴をあけて侵入し、芯(髄)を好んで食べる幼虫がいる、

突然元気を失いぐったりした植物を観察すると、幹のどこかに木くずのような虫糞を見つけることできる。

幹の穴をあけ中心に侵入して髄を食べあさる幼虫の表札である。

今年も我が家では、山百合、アジサイ、なす、トウモロコシ等々が被害を受けた。

特に山百合の10花を数える主幹4本を失った 憎き存在である。

巨峰の主枝を枯らされた、果樹園主は捕まえたら「火あぶりの刑」にかけたいと無念さをにじませた。

茗荷畑の萎れた1本を引き抜いて持ち帰り茎を割いてみた。

急に白日の下に引き出されて戸惑っているようだ、ゴミ箱に捨て遠島の刑に処した。

 

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日没の軌跡

2013年07月21日 | 季節の便り

太陽は常念の裏側を斜めに通り抜けて、横通岳の大鞍部から再び顔を出したらしく、天使の梯子がくっきりと安曇野に向かって伸びていた。

日没後しばらくして、山を覆っていた雲が吹き飛ばされたように消えて、夕焼けが始まった。

太陽は山脈に垂直に沈むのではなく、旅客機が着陸するように、ある角度で下降しながら沈むことが想像できた。

夕焼けが収まると、町の灯が鮮やかに浮き上がる。

 

 

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常念が見える部屋から

2013年07月20日 | 季節の便り

大喰(3,100) 槍(3,180) 常念(2,857)の各峯 常念の頂上付近にわずかな残雪が見える

大喰岳の残雪

 

太陽の真ん中が槍の穂先に突き刺さるように落ちる光景を写したいと思うのだがいまだ実現しない。

現実に太陽は大喰岳上空から斜行して槍の穂先を通過し、常念の左裾に沈むことになる。

猛暑が続き、日が傾くころになると、何時も山脈は雲に隠れる日が続いてきた。

今日も涼風が立ちヒグラシの鳴き始めると、常念付近に雲が湧き始めた。

 

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新しい野菜

2013年07月19日 | 季節の便り

 

ズッキーニ、ゴーヤ、オクラ、モロヘーヤ等比較的新顔の野菜がすっかり定着して、家庭菜園の常連となった。

 

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歯痛

2013年07月18日 | 季節の便り

酷暑と歯痛と

昨日から右上奥歯が痛み始めた、

歯を噛み合わせるだけで激痛が走る

朝を待って近くの歯科医さんに駆け込んだ。

ずっと以前虫歯治療で使った冠の内部が虫歯になって、歯周病がすすみ、神経が露出しているらしい。

麻酔を打って金冠をはがし、神経を抜いた

しばらく治療に通うことになる。

 

 

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トウモロコシ

2013年07月17日 | 季節の便り

 この銀髪が雌花

 

これが雄花

防獣ネットに守られた畑

盂蘭盆の飾り物 迎え馬、送り牛の尾はこの銀髪を利用する。

適材適所の見本みたいなケースである、牛の尾について多少リアル性に欠けるきらいはあるけれど。

品種改良によってトウモロコシの味は格段に上がったように思う、野生動物にとっても実りが待ち遠しい。

里山境界に張り巡らした防獣フェンスで、鹿は圏外に追いやられたけれど、圏内に生息する小さなアニマルの対策は必須である。

防獣ネットは15センチほど地中に埋め込んで張った、知恵比べが始まる。

 

 

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忘れ草 忘憂草

2013年07月16日 | 季節の便り

 やぶカンゾウ

 実りの秋を迎える最後の畔草刈りが終わったあぜ道に、ヤブカンゾウの花径がスックと伸び始めると夏休みが近い。

夏休みが本当にうれしくてたまらなかったから、子どもにとって正に忘憂草であった。

大人の憂い古きは、望郷の心情であり、思うに任せない恋心だったのだろう。

「あの人を忘れたくて、忘れ草を植えたのに、花を見るたびに思い出してしまう、なんともお前は役立たずで罪な花だよ」

現在、憂いの源はなんだろう、憂いの種は増えているようでもあり、万葉のむかしと変わらないようにも思える。

 

 

 

 

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四方面式古流いけばな展

2013年07月15日 | 季節の便り

 四方面式古流

池泉回遊庭園

古流いけばな展に誘われた。

いけばなというより山野草のほうが性に合うように思うのだが、会場の市重要文化財中田家に惹かれて、かみさんの供をした。

中田家は江戸初期の建築で、明治天皇ご巡幸の折休息された書院が今も残っている。

花は、その由緒ある書院をはじめ各部屋毎に、それぞれが涼やかに溶け込んでいた。

 

 

 

 

 

 

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白馬コルチナスキー場

2013年07月14日 | 季節の便り

白馬コルチナスキー場第一リフト

白馬コルチナ イングリッシュガーデン

ツルコケモモ

ホテルグリーンプラザ白馬

町会親睦リクレーションで県北の小谷村白馬コルチナスキー場に行った。

大型バスで豊科 穂高 大町 小谷と2時間の行程である。

グリーンプラザ白馬で懇親会の後、今月10日新規オープンしたイングリッシュガーデンを歩いた。

ホテルの巨大さに度肝を抜かれた。

終日曇り空で、北部北アルプスに雄大な姿を見ることはできなかったのが心残りだ。

 

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水中花

2013年07月13日 | 季節の便り

 

万物が委縮する中で水中植物が精彩を放っている。

灼熱の東京へ 飛んで火にいる夏の虫

ほとんど歩くことがないから、熱中症の治療に向いているかもしれない。

冷房社会 風邪をひかないように上着着用して装備万全

 

コメント (1)
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