或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

アオリイカ

2012-11-19 05:45:55 | 400 釣り
昨日はひとりで釣りへ。いつもは友人達と毎月1回、年間予約している遊魚船で土曜日に釣行しているので、日曜日というのはほとんど記憶にない。というのも、さすがに釣りもスポーツなので、ゴルフと同様に翌日けっこう体の節々が筋肉痛で痛かったりする。ゆっくり体を休めるという意味でも翌日に日曜日を控えた土曜日の方がスポーツをするには気分が楽だから。

それで何故日曜日だったかというと、たまたまアオリイカ狙いの遊魚船の乗り合いがこの日だったから。近所の港は広島でも遊魚船のメッカで10隻ぐらいは営業している。この時期の対象魚としては、ハマチ、鯛、ウマヅラハゲが多く、そんな中で珍しくアオリイカ狙いだったので、すかさず予約。以前に利用したことがあって、船も新しく清潔でキレイという印象があった。

アオリイカにこだわる理由は、昨シーズンにいつもの遊魚船で1度だけ狙いの日があったのだけど、たまたま出張で自分だけ参加できなかったから。家族にもウケがいいし、他の魚以上に思い入れがあるだけに残念だった。それで先月、今年1度っきりのアオリイカ狙いの日があり、意欲満々で望んだのだけど、結果はなんとボウズ。これにはガッカリだったなあ。

それからというもの、もうリベンジしたくてしようがなくて。それで当日の朝、船に乗り込むと客は10名でほぼ満席だった。アオリイカというのは擬似餌で誘うエギングと呼ばれる釣り方で、若者にも人気の釣り。客も半分はファッショナブルなヤングが多かったかな。しばらく走ると最初の魚場である大黒神島周辺へ。周りに船も多くて、期待十分で釣りを開始。ところがなんだな。

とにかくアタリが少ない。それでも船全体でなんとか3~4ハイぐらいは上がったかな。釣れていない自分は焦りが出てきたけど、喰いが悪いので魚場を山口県津和地島周辺へ移動。だけどここも同じ。こりゃだめかなと諦めかけた頃に、ようやく自分にアタリが。鈍くて最初は分からなかった。ゲットしたのが写真の胴長20cmの中型。なんかホッとしたなあ。結局この日は自分が釣り上げたのが最後。とにかく釣れて良かった。昨晩刺身にして食べたけど、身に厚みがあって美味しかったなあ。