或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

大阪ブルーノート

2005-12-06 06:33:00 | 200 ジャズ
先週の金曜日、2次の筆記試験の結果発表の日、昼間に京都を散策した後で泊まったのが大阪梅田。もし試験に落ちてたらおとなしくしてようと思ってましたが、受かってたのでホテルに着くなり大急ぎで予約したのが大阪ブルーノートでのライブ。

京都に行くことを決めた時、ちゃっかりここのスケジュールはチェックしてました。12月2、3の2日間はゲストがサックスの大御所デヴィット・サンボーン。メンバーはパーカッションのドン・アライアスを除き、よく知らない若手。一度は生を聴いておきたいと思っていたのでグッドタイミング。演奏曲は最新アルバム「Closer」(2004年)からが中心。

彼は1945年生まれの60歳。そんなに期待してませんでした。まあそこそこ枯れたプレイをぐらいで。もう年だし。ところがこれが大違い。1曲目が始まると、もうそのパワーに圧倒されて。後はもうノリノリの涙もの。こんな感覚いつ以来だろう。生涯のベスト3には入るかなあ。

とにかくどうだと言わんばかりの吹きっぷり。なんか“まむしドリンク”か“ユンケル”飲みっぱなしって感じ。サイドメンではジェフ・キーザーという若い白人ピアニストが目立ってました。洗練されたコードワークは往年の故ドン・グロルニックのよう。

座った席はカジュアルシート。これは客席最後方を囲むカウンター席。高い位置でステージが見易い。近くに専用のセルフドリンクバーがあって、飲み物500円、スナック700円と庶民派ショットバー価格。さすが大阪。一人客にはとても居心地が良かった。

今回大阪ブルーノートは初めてでしたが、有名ブランドのテナントが目白押しの洗練されたスポット、ハービスプラザエントの地下2Fというゴージャスなロケーション。下の写真は店とそのビルからの夜景。なんとなくクリスマス気分になりました。(笑)


CloserCloser

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