或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

イサキ

2008-08-16 07:29:33 | 400 釣り
昨日友人と船釣りへ。この夏休みだけど、ほとんど毎日図書館で勉強していたのでこの日が待ち遠しくて。当日は幸い風も無く、天気もほぼ晴れで絶好の釣り日和。対象魚はイサキで、これを本命で狙うのは初めて。鯛やアジを狙っていて外道としてたまに釣れるぐらいだったので、ホントに数釣れるのかと心配だったけど、良い時は一人10匹ぐらいと聞いて一応は納得。

今回待ち遠しかった理由はもうひとつあって、それが下の写真の小型電動リールでダイワのSEABORG150S。この1年ぐらい友人が使っているのを横目で見ながら欲しくて。カミさんに泣きついて夏のボーナスでようやくゲット。実際に使ってみると想像以上に軽く使い易かった。やはり小型化とか、その手の領域の日本の技術レベルは高い。大枚をはたいた甲斐があった。

それで釣果だけどイマイチだった。イサキが3匹で、後はチダイ、カサゴ、アジといった外道が数匹ずつ。とにかく最初イサキを1匹釣ってからは餌取りのチダイやベラのアタリばかり。たまに外道が釣れる程度。やっぱりイサキ狙いそのものに無理があったのではと友人に泣き言をグチっていたら、納竿1時間前ぐらいにようやく地合いが来て。遅かったけどまあ良かった。

結局イサキを釣ったのは全員ではなく数も少なかった。自分が3匹で、いつもの友人が2匹。帰り支度をしていると、別の年下の友人がなにやら言いたそうで。「すいませんが、どうしてもイサキを持って帰りたいので自分のハゲと交換してもらえませんか?」と。彼はボウズだったけど、普段こんなことを言わないだけに余程欲しかったのかなあ。勿論交換してあげたけど。上の写真は37cmのイサキ。こうして見るとカワイイ顔をしている。調べるとスズキ科。確かに腹から尾にかけて体型が似ている。

帰港しながら満喫したのが瀬戸内海の夏景色。空と海が眩しいぐらいに青かった。まさにオーシャンブルー。そして空には入道雲。すり抜ける潮風が気持ち良くて。だけどその上にはもう巻雲が出ていたから、なんとなく秋の気配を感じたかなあ。