或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

CANADAKAN

2008-01-18 06:40:34 | 600 グルメ
かなりの頻度で通っているのが近所のピッツェリア「カナダカン(CANADAKAN)」。よくあるイタリア料理店でピザとパスタがメニューの中心。おそらくイタリアンで統計をとると、ここに来ている回数が一番多いはず。店の外観は、田舎のだいぶくたびれた喫茶店風。店内は気取らないアットホームな雰囲気。ディスプレイやメニューにしても、とりわけ目立たずごくフツー。

実はこの店をひいきにしているのは自分。パスタの味が絶妙だから。自分の中では広島でNO.1。東京でこれと同じものを食べるには数ランク上の格式の店と数倍の値段が必要だろうなあ。特に気に入っているのが茹で加減。いわゆる”アルデンテ”かどうか。これって店によって千差万別。自分の好みはパスタを口に入れた後に外側とから内側への微妙な固さの変化がしっかり識別できるもの。簡単なようで、いつも同じ加減で出てくる店は意外に少ない。その点このお店はよく管理されている。

なんて記事を書きながらふと疑問に思ったのがパスタとスパゲティの違い。こんなことを知らなくてよく分かったようなことを言っているなと。調べるとパスタというのは、リングイネやマカロニやラザニアまで含めた麺の総称とか。確かにこの店でも注文を取る時にスパゲティ、フェットチーネ、タリオリーニのどれにするかいつも聞いてくる。時代は確かに贅沢になっている。

ふと思い出したのが学生時代の懐かしい味。記憶に鮮明にあるのがスパゲティハウス「そーれ」。この店のウリが名古屋ローカル洋風あんかけスパゲティ。ピリ辛でドロっとしたソースが特長。ある時期けっこう病みつきになっていてバイトの前によく立ち寄っていた。先日カミさんが帰省した時によく似たインスタントものを買ってきたけど、イメージを壊しかねないぐらいマズかった。今度はちゃんと本家で食べよう。まだちゃんとあるみたいだから。

話がだいぶ逸れたけど、近所にこんな素晴らしいお店があるというのは幸せかも。いつも注文するのが”ピリ辛ソーセージのアラビアータ”。トマトソースベースで、やや強めの唐辛子の利き具合が絶妙。おっとソーレと”ピリ辛”つながりだったのか。