或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

初釣り

2008-01-05 08:59:26 | 400 釣り
昨日は友人と初釣りへ。昨年末に予定していたのが天候悪化で中止となっただけにやる気は満々。この正月連休の中ではベストと言える絶好の釣り日和だった。実際に魚場について風や波が全く無いのに驚いたぐらい。今回の狙いはタチウオ。

タチウオ(太刀魚)の船釣りは初めて。かつては10月から11月に市街地に回遊してくるので護岸から浮き釣りをしていた。昼間は釣れないので日没後から数時間が勝負。暗闇の中の電気ウキを見ながらの釣りは、それはそれで面白かった。最近はやらなくなったけど。そんなタチウオ離れした頃に今回の誘い。なんか久しぶりにワクワクしたなあ。場所は愛媛県の中島周辺。

魚場が見えてきて驚いたのが船の数の多さ。写真がないのが残念だけど40から50隻はいたかなあ、圧巻だった。これだけ一ヶ所に集中したのを見るのは初めて。余程釣れているんだと興奮してきて。釣客の中で友人と自分の二人が初心者。他のメンバーは魚場に着くなり流行のジギングで釣りを開始。ジギングというのはジグと呼ばれる小魚に似た金属性の疑似餌を水中で動かす釣法。これがもう入れ食い状態。釣れるわ釣れるわ。それを横目に餌釣りの我々は、船長から釣り方の講習中。

周りがガンガン釣っているので焦ってきて。ようやく開始したものの全く釣れず大苦戦。結局自分は餌釣りを諦めてジギングへ転向。でも竿もリールも別の魚種用だし要領が分からずまるでだめ。結局数時間冷や汗タラタラの状態が続いた頃に、既に相当な数を釣っていた後ろの知らない人が見かねてアドバイスをしに来てくれて。“地獄で仏”とはまさにこのこと。

指示通りに竿を別の短いのに代えて誘いのアクションを修正したらこれが的中。面白いようにヒットし始めて。これが納竿の2時間前。ハマチ程のパワーはないものの、引き上げる途中の鋭いしめ込みは強烈だった。釣果は90cm~120cmの良形が18本。他の常連客は50本ぐらいは釣っていただろうなあ。右往左往したけど、結果的には良い初釣りになりました。

刺身、塩焼き、バター焼き、ムニエルと、食べて美味しいタチウオづくしの日々が続きそうです。