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日本航空への報道について

2006-03-07 | ニュース

 先日、社内の反乱で辞任要求を突きつけられていた、「日本航空」の新町社長が株主総会を区切りに退任する事が決まった。日本航空は、大幅な赤字続き&事故続発で大変なんだそうだ。まあ、部外者にはどうでもいいことではあるのですが・・・。

 ①何故、半官企業で事故が続発するのか。

 去年4月の、JR西日本の事故やJALの整備不良など、元国営企業の事故ばかりが続発しています。TVのコメンテーターは経営陣の責任ばかりを口にしますが、本当にそうなのでしょうか。日本航空では、JASとの企業合併による「社内の風通し」の悪さを指摘する向きもあります。しかし、これだけ「JR」と「JAL」にばかり、事故が集中するのにはきっと何か訳があるのではないでしょうか。

 不幸にも事故が発生してしまった場合に責任を取るのは社長ではありますが、現実問題として社長が現場の仕事の一つ一つについて把握し管理するのは不可能です。TVのコメンテーターは「現場の社員は一生懸命やっていますが・・・。」と、経営陣が悪いから事故が起こったかのような報道をしていますが、悪いのは現場の社員じゃないのかなあ。

 全く同じ業務内容の「私鉄」や「ANA」で、ほとんど同様の事故が起こっていないことからも社員のたるみ振りこそが問題になるべきだと思うのですが・・・。民営化しても社員が全員入れ替わるわけではありませんから、公務員の悪い部分だけが社風として残ってしまっている感じがします。激しい組合活動も、そういう負の社風の一環ではないでしょうか。

 ②JALの赤字とANAの黒字

 これについては、マスコミは事実だけを報道していて、いかにもJALの経営陣が無能であるかのような印象付けがなされています。しかし「日本航空」は政府が大株主であったようにある意味では国策会社でもあった訳で、国策的に赤字覚悟でも路線を開いたり廃止できなかったりしているわけです。それに以前は、国内線と国際線のすみわけがハッキリしていてJALの国内線への取り組みが遅きに失しているという側面もあるのです。

 そういった側面を全く報道せずに、一方的に非難するのもどうかと思うのですが。

 と、ここまで書いてみたのですが、なんだか心の底から「どうでもいい」様な気がしてきました。ただ、マスコミの報道が引っ掛かっただけですからねえ。

 どうでもいいのなら、書かなきゃ良かったなあ。(笑)もういいか。

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