日本の料理教室が、中国で運営する全12店舗を一斉閉店するというニュースが報じられた。理由は色々あるそうだ。ネットの発達で、レシピも無料で見放題な上に動画である程度のテクニックも見られるので料理教室という形態では事業継続が難しいということ。確かにそういう面はあるのだろう。レシピ本が売れなくなったという話が日本でもあったりする。最低限の料理に関する知識さえあれば、ネットがあれば大抵の料理が作れる。
もう一つの撤退の理由が、この料理教室たちは繁華街の一等地に出店されており、この国でのこの料理教室がどちらかといえば金持ちのサロン的というか見栄の一環みたいな位置づけだったので、不動産の崩壊からの不況の影響からこのような見栄にムダ金を使う余裕がなくなってきているというものだ。確かに、ブランド品などの高級品の売り上げが中国で落ちているという話があるし、日本企業の中国撤退も続いている。これは米中関係の絡みもあるのでしょうけど。
どちらが本当なのか、両方なのかはまだ分かりませんが、嫌な感じが近づいていると思うのは間違いない。
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