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日本プロ野球、ポストシーズン終わる

2013-11-06 | スポーツ

 今年の日本シリーズも、楽天が巨人を4勝3敗で下して日本一に輝いて終了しました。ここで、今年のポストシーズンを振り返りたいと思います。総論から言うと、打線の調子が勝敗を決めたと思います。

 クライマックスシリーズ

  • セ・リーグ

 まず、2位阪神と3位広島の対戦。9月以降の調子のままに広島が連勝しました。初戦に広島のエース前田健に対して、ルーキー藤浪を先発させたことが批判された。しかし、阪神が勝つとしたら、初戦は勝てば儲けもので2・3戦に信頼できる先発2枚で勝負というのは悪くない作戦だと思う。どっちみち、阪神打線が1割7分しか打てずに、広島に3割3分近く打たれては勝ち目は無かった。

 そして、日シリ決定戦では、第2戦が勝敗を分けました。初戦を逆転で勝った巨人は、第2戦で前田健と対戦。打てる雰囲気はあまりしませんでしたが、なんと伏兵寺内が3ランホームラン。この3点をルーキー菅野が完封で守りきった。これで、広島の命運は尽きて3連敗で敗退となった。但し、3連勝はしたものの巨人の打線は低調そのものだった。

  • パ・リーグ

 まず、2位西武と3位ロッテの対戦。初戦はロッテ、第2戦は西武が2桁得点で圧勝。第3戦は接戦となりましたが、救援が崩れてロッテが勝利。応援団の迫力の差か。

 日シリ決定戦は、初戦を田中で勝った楽天が、その後1勝1敗で向えた第5戦、打ち合いになるも最後は則本・田中と先発の柱を投入して勝ちきった。楽天は、中継ぎは酷いが、田中・則本・美馬の3先発はすこぶる好調でシリーズを迎えることになった。

 日本シリーズ

 初戦は内海から強力中継ぎ押えで完封して巨人、第2戦は田中で楽天。第3戦は美馬に押さえ込まれて楽天、第4戦は1対4の劣勢から相手中継ぎ陣の乱丁で巨人の逆転勝ち。

 第5戦からが大熱戦に。楽天・則本の好投で9回まで1対2。敗戦目前、1死1・3塁で巨人村田が打った打球はピッチャーゴロ併殺かと思われましたが、これが投手の身体に当たって内野安打で同点。しかし、延長戦で西村が打たれて巨人の敗戦。西村は広島戦でも調子が悪く、日本シリーズでも第1戦で走塁ミスによって助けられている。

 第6戦、地元仙台&田中先発で楽天優勢ムードの中、楽天がエラー絡みで2点先制。しかし、5回坂本に2塁打されて調子が狂ったかホームランと連打で3失点。巨人・菅野が立ち直って巨人の勝利。3勝3敗となった。

 最終戦は、楽天が美馬・則本・田中の3エースリレーで巨人を完封。1点も取れなくては巨人に勝ち目は無かった。

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 クライマックスと日本シリーズを通して、楽天は、信頼できる投手が3人しかいないとなると、この3人に全てを託して球数やローテーションは無視して投入した。ある意味セオリー外れだが、この高校野球のような起用法も短期決戦ではやっていい。実際、結果は出た。プロだろうがやろうと思えば、他のチームでもやれたはずなのだがやれなかった。その点が星野監督の最大の勝因だろう。

 巨人の敗因はとにかく打てなかったこと。坂本は第6戦だけ打ったが、それ以外は素人の私が見ていても打てそうな気がしませんでした。阿部も1割すら打てず。チーム打率が1割8分では、楽天も決して打ったわけではありませんが勝てるはずがありません。よく第7戦までいったなあと。

 飛ぶボールに代わった今シーズンでしたが、全体を通してポストシーズンは貧打戦続きで爽快さには欠けたかなあという感想でした。

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