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ニュースターが売れるわけ

2012-08-17 | アイドル

 まだまだ一般層までは届いていませんけれども、新日本プロレスが今キテいる。その訳は、世代交代に成功した新日が、更に若い世代の売り出しに成功しつつあって、ベテラン・中堅・若手の3つの世代の層が充実しているということが挙げられる。

 何と言ってもその中心核は、金の雨を降らす「レインメーカー」ことオカダ・カズチカだろう。12日に終了したGⅠクライマックスという新日プロレスの年間最大のシングルリーグを最年少で制したのも、彼の人気や試合内容を考えると納得だ。

 彼が2度目の凱旋を、今年の1月のドーム大会で飾ってすぐに当時のチャンピオンに挑戦を表明した時には場内をブーイングが包んだものだ。しかし、2月のタイトル戦で予想を覆して勝利すると、初防衛戦の内藤哲也戦が内容的にも素晴しく、「ホンモノ」の評価は定着していく事になった。

 元々、将来の大器とは思われていましたが突然のブレイク。その理由はといえば、一にも二にも高身長の身体からありえない高さで繰り出されるドロップキック。これに尽きる。とにかく、理屈じゃなくて一目見たら納得せざるを得ない。

 これに、おまけとして必殺技「レインメーカー」や、マネージャー「外道」のコメント力を加えた。もちろん、本人のルックスもいいし若い。その上に、新日の親会社が代わった為に、ニュースターを生み出したいという会社推しがあるのだから人気が出て当然だ。

 ライバルも、上の世代の強い先輩から、少し上の内藤選手も凄い身体のバネで一目で魅了される選手。もう盛り上がって当たり前なのだ。そんなオカダ選手も、昔なら負け知らずでいっただろうけど、3度目の防衛戦で敗れたりとかGⅠ戦でも予選で3敗もしていたりで、売り出しもその辺は今風な感じです。新日はとにかく今熱い。

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 彼を見ていると、アイドルの売り出しにも共通するものがあるように思えます。誰でも一目で惹きつけられる何かを持っていること。コメント力、ルックス、若さ。

 そして、素材の評価をきちんと出来る会社による迷いの無い売り出し。もちろん、本人が「ホンモノ」であることが一番重要ですけれどもね。

コメント
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