ここ数日、大きな出来事が続いてネット上でもひと段落の様相ですが、先週の日曜日に4000人以上の規模でＴＶ局の偏向批判のデモが行われました。結構な規模の集会だと思いますが、ＴＶメディアでは何故かフジテレビ以外にも完全黙殺され、ネットを見ない人にとっては無かった事になっています。
大物芸能人を始めとして、「嫌なら見なければいい」とか「たかがＴＶに下らない事」という意見がこのデモに対してでています。事を矮小化しようとことなのでしょうか。このデモ自体の私の感想は、もう書いたことの繰り返しなので繰り返しません。でも、一つ単純に言える事があります。声を上げないと相手に伝わらないし変わらないということだ。
この件にしても、見なければいいと声すら上げなければ延々続けられ既成事実化してしまうのだ。これは、何もＴＶ局の話だけではないのではないと思います。むしろ、政治に対してこのような自発的なデモがこれまで無かった事のほうがおかしいとすら思えます。
今回のフジの件は、相手を１局に絞った点とスポンサー企業へのプレッシャーという点でこれまでの「マスゴミ」批判とは明らかに一線を画しています。こういうやり方は、今回のデモと間逆の立場の「声の大きな団体」たちのやりかたそのものです。今後の事はわかりませんが、これまで「声の大きな団体」の声が通ってきたように、このやり方を続けることが出来たならば、偏向反対の声も少しづつ通っていくに違いない。
