はなバルーンblog

藤子不二雄や、好きな漫画・アニメの話がメイン(ネタバレもあるので要注意)

『はなバルーン倶楽部』、とうとう25周年

2021-07-23 10:34:30 | 日記・雑文
 本日で、私の個人サイト『はなバルーン倶楽部』が、開設から25周年を迎えた。
 と言っても、正確なサイトの開設日ははっきりと覚えておらず、便宜的にこの日にしたと言うことは、20周年の時に書いたとおりなので、ご了承下さい。

 一口に25年と言っても、長いようでもあり、短いようでもある。なんと言っても、四半世紀という呼び方もあるくらいだ。
 この25年間、色々なことがあった。このサイトを始めた頃には色々とあった個人運営の藤子ファンサイトの大部分が、現在は消滅してしまっていることを考えると、よく25年も続けられたなと思わざるを得ない。名前を挙げるのもなんなので、ここでは伏せるが、本当に色々なサイトがあったものだ。皆、それぞれに工夫を凝らしていた楽しいサイトだった。先に、私のサイトが消滅しても不思議はなかったのだ。
 では、なぜ私は25年もサイト運営を続けられたのだろう。一言でその秘訣を言うと、「無理しないこと」だと思う。要は、マイペースを守ることが大切だと言うことだ。最近は、一年に2,3回しか更新していないが、これくらいが今の生活ではちょうどいいと思っている。
 無理に、たとえば「この日は○○記念日だから更新しなくては」、などと自分を追い詰めるのはよくない。

 この『はなバルーン倶楽部』のメインコンテンツは、なんと言っても「ドラちゃんのおへや」なのだが、『ドラえもん』という作品を取り巻く環境も、この25年で大きく変わった。
 なかでも、藤子・F・不二雄大全集が刊行されて、誰でも『ドラえもん』全話を読めるようになったのが、一番大きいと思う。それ以前は、「ドラえもんカラー作品集」や「ドラえもんプラス」がそれぞれ刊行されることが決まるたびに、大騒ぎになっていたが、大全集と比べるとささやかなものだった。
 この25年の間には、テレビアニメ版の代替わりもあった。ここでアニメがリセットされて、1から再スタートとなったのも大きかった。わさドラに関しては、全てを完全に観ているので、自分のできる限りの情報を詰め込んだデータベースの構築が可能だった。これが、ある意味ではサイト運営のモチベーション維持の原動力となったのかもしれない。大山ドラは、今からデータ不明部分を埋めようと思っても、なかなかできないのだ。これが、本放送当時のオープニング・エンディングを使った再放送がほぼないことが原因であるのは、言うまでもない。私が生きているうちに、この問題はなんとかなるのだろうか。
 それはともかく、原作・アニメに加えて藤子・F・不二雄ミュージアムやドラえもん未来デパートなどの関連施設もこの25年の間に色々とオープンして、ファンが楽しめる要素はますます増えている。
 原作者の藤子・F・不二雄先生がすでに亡くなられていることを考えると、これは驚異的なことだと思う。やはり、テレビアニメが放映中で「現役作品」であると言うことが大きいのだろう。

 今後の『はなバルーン倶楽部』がどうなるか、それはわからないが、やはり私のサイトは『ドラえもん』あってのものなのは、間違いない。
 今後の『ドラえもん』のますますの隆盛を願って、この文を終わりたい。