はなバルーンblog

藤子不二雄や、好きな漫画・アニメの話がメイン(ネタバレもあるので要注意)

『スーパーマリオブラザーズ デラックス』感想

2014-10-05 16:10:16 | ゲーム
 当ブログでは記事を19のカテゴリに分けているが、中にはほとんど記事を書いておらず、有名無実と化しているカテゴリもある。そこで、そのような半分死んだカテゴリの存在意義を見直して、これまでと今後について考えてみる。
 と、いうわけでまず今回はゲームについて、最近プレイしたタイトルの感想を書くことにする。


 最近、一番頻繁にプレイしているゲームは、ニンテンドー3DSのバーチャルコンソール対応ソフトとして配信された『スーパーマリオブラザーズ デラックス』だ。このソフト、元はゲームボーイカラー専用ソフトとして作られたものだが、日本ではカートリッジで発売されることはなく、ローソンでゲームの書き換えが出来た「ニンテンドウパワー」の書き換え専用ソフトとして、かろうじて日本国内でも流通した(と言っても当然ながらデータだけだが)。
 私は、ニンテンドウパワー稼働当時に、このソフトに興味はあったのだが、これ1本のために書き換えカートリッジを買うのもちょっと…と思っているうちにニンテンドウパワーも終了してしまい、まぼろしのソフトとなっていた。ちなみに、ニンテンドウパワーのスーパーファミコン版については、ちゃんと書き換え用カーリッジを買って、3本ほどのゲームを書き込んだ。スーファミ版に比べてゲームボーイ版は価格設定にお得感があまりなく、それが手を出しにくい原因の一つだったように思う。
 そんなまぼろしのソフトが、今年の1月に行われた「ニンテンドーネットワークID 登録感謝キャンペーン」でIDの登録者を対象にして、無料配信が行われた。つまり、基本的には3DSを持っている人なら誰でもこのソフトを手に入れられた訳だ。私も、ここでようやくこのソフトを手にする(と言うか、3DSにダウンロードする)ことが出来た。
 しかし、ダウンロードしたはいいが、当時プレイしていた他のソフトとの兼ね合いもあり、10月まで放置したままにしていた。それを、ほんの2,3日前に何とはなしにプレイを始めたのだが、思っていたよりも中毒性があり、すっかりはまってしまった。

 このソフト、タイトルからわかるように、基本的にはファミコン版『スーパーマリオブラザーズ』の移植版なのだが、「デラックス」を名乗っているだけあって、色々な要素が追加されて豪華になっている。
 元版からある1-1~8-4までのコースがオリジナルモードで、それに加えて、赤コインを集めたり点数を稼いだり、ヨッシーのたまごを探したりするチャレンジモード、そしてテレサと追いかけっこするモードがある(対戦モードもあるが、これはVCでは対応していない)。この中で、私はチャレンジモードにすっかりはまってしまって、ここ数日は何度も挑戦を繰り返している。いじわるなところに隠された赤コインとヨッシーのたまご探し、そして絶妙な値に設定されたスコアアタック、どれも病みつきになってしまう。
 また、チャレンジモードをプレイするには該当する面をオリジナルモードでクリアしなければならないので、ファミコンだとワープで飛ばしていたような5~7面あたりもプレイしなければならないのが、正直言ってちょっとつらい。私も、このあたりの面をちゃんとプレイしたのは、もしかして初めてかもしれない。

 さて、ここまであえて触れずにいたが、このソフトには一つ大きな問題がある。
 それは、ほぼマップは元版のまま移植されているが、ゲームボーイカラーの画面が小さいため、上下左右がはみ出してしまっていると言う点だ。はみだした部分についても攻撃や当たり判定は有効となっているので、画面の見えないところから突然敵が登場したりして、たとえば2-3のようなプクプクが大量に出てくる面は、かなり難しくなっている。そうでなくても、やはり画面から見えないところにも判定があるのは、厄介なことだ。元版をちゃんと覚えていないと、なかなか対応できないだろう。
 さらに、私はまだ出していないが、オリジナルモードをクリアするとディスク版『スーパーマリオブラザーズ2』の1-1~8-4までがプレイできるようになるそうだ。こちらもやはり上下左右がはみ出る仕様は同じなので、おそらくオリジナルモードの『1』に輪をかけて難しくなっているのだろう。
 こうなると、そもそも『ゲームボーイカラーで「マリオ」の移植』というコンセプト自体に無理があったような気もするが、ファミコン版で親しんでいた人は、マップが頭に入っているだろうから、それなりに対応できると思う。私のように、このゲームをダウンロードしたまま放ってあるのなら、一度プレイしても損はありませんよ、とおすすめしておく。


 と、言うわけで今回はゲームについて書いてみた。次回はどのカテゴリを取り上げるかは未定だが、やはり記事数の少ないところについて何か書いてみたい。