はなバルーンblog

藤子不二雄や、好きな漫画・アニメの話がメイン(ネタバレもあるので要注意)

2006年秋のアニメ新番組雑感

2006-11-11 01:04:22 | マンガ・アニメ
 11月も、すでに3分の1が過ぎてしまった。
 本当に今更なのだが、秋のテレビアニメ新作について、簡単にまとめておきたい。と言っても、ほとんどの新番組が5,6話あたりまで放映されて、作品への印象は固まってしまったので、個々への感想は省略させていただく。その代わりに、9月以前からの継続分も含めて、現在観ている番組をリストアップして、色々と気のおもむくままにコメントを付けてみる。

 そんなわけで、曜日別に、現在観ている番組を挙げていく。最後に「※継続」と付いている以外は、秋からの新番組だ。



(日曜日)
 ・おねがいマイメロディ くるくるシャッフル!(テレビ愛知)※継続

(月曜日)
 ・乙女はお姉さまに恋してる(テレビ愛知)
 ・パンプキン・シザーズ 帝国陸軍情報部第3課(三重テレビ)
 ・ギャラクシーエンジェる~ん(テレビ愛知)

(火曜日)
 ・DEATHNOTE(中京テレビ)
 ・N・H・Kにようこそ!(三重テレビ)※継続
 ・BLACK LAGOON The Second Barrage(名古屋テレビ)
 ・ちょこッとSister(テレビ愛知)※継続

(水曜日)
 ・武装錬金(テレビ愛知)
 ・史上最強の弟子 ケンイチ(テレビ愛知)
 ・すもももももも ~地上最強のヨメ~(名古屋テレビ)

(木曜日)
 ・学園アリス(NHK教育)※継続
 ・GUN道 MUSASHI(ANIMAX)※GyaOで全話視聴済
 ・護くんに女神の祝福を!(WOWOWノンスク)
 ・コードギアス 反逆のルルーシュ(CBC)
 ・地獄少女 二龍(CBC)

(金曜日)
 ・ネギま!?(AT-X)
 ・ドラえもん(名古屋テレビ)※継続
 ・あさっての方向。(CBC)
 ・コヨーテ ラグタイムショー(名古屋テレビ)※11/10に最終回を放送

(土曜日)
 ・ワンワンセレプー それゆけ!徹之進(テレビ愛知)※継続
 ・ふしぎ星の☆ふたご姫 Gyu!(テレビ愛知)※継続



 こうして改めてリストアップしてみると、平日に観ている番組は、ほとんどが深夜枠の放映だ。
 現在まで生き残っている平日19時台のアニメ枠は、民放ではテレビ東京を除くと、よみうりテレビ月曜とテレビ朝日金曜の枠しかない。また、夕方と19時台の枠が比較的多く残っているテレビ東京も、少なくとも私にとっては、わざわざ観たいと思う作品がない。だから、深夜中心の視聴になるのは当然なのだが、そんな事はわかっていても昔を思い返すと寂しくなってしまう。私も歳を取ったものだ。


 ここで、秋の新番組で特に気に入った作品は…とタイトルを挙げようと思ったが、困った事に思いつかない。
 もちろん、視聴継続している作品は、どれも面白いと思う部分があるからこそ観ているのだが、突出して「これはいい、気に入った」強くと感じる作品が、今のところはないのだ。
 ただ、予想に反して「思ったよりは面白い」作品を挙げるとすれば、「すもももももも ~地上最強のヨメ~」と「護くんに女神の祝福を!」あたりになる。前者は、典型的な押しかけ女房物だが、ベタなところがかえって笑えるし、電波っぽいが正統派なOP主題歌もいい。後者は、事前情報ではラノベ原作でツンデレ物だとしか知らなかったが、実際にはツンデレどころか第1話のアバンタイトルでヒロインが主人公に告白→以後はデレデレで、バカップルぶりが楽しめる。そう言えば、こちらもOPテーマは主人公の名前が入っっており、正しい「主題歌」だ。


 ところで、「ネギま!?」は、キー局と同時ネットのテレビ愛知ではなく、あえて9日遅れのAT-Xで観ている。
 最初はテレビ愛知で観ていたのだが、サイドカットで地上波アナログでは観られなくなっている部分が気になって鬱陶しいので、レターボックス16:9で放送されているAT-Xに変えたのだ。黒板ネタの「少し借りるぞ」も、地上波では「少」の字が見えなかったし、バカレンジャー第1話のまき絵は、わざわざサイドカットされる部分に立たされていたのだから、ひどいものだ。
 これまでも、サイドカットは主にTBSのアニメで行われていたが、1年前までの東海地区はTBSの新作アニメがまともに放映されていなかったので、地上波版の映像を観ることすら出来ず、気になる以前の問題だった。
 それが、今期はCBCでTBS系列の深夜アニメが全て放映されている(MBS・CBC製作を含む)上に、前述の「ネギま!?」で、テレビ東京までサイドカットを行うようになり、急に気になってきた。TBSは系列局製作作品にまでサイドカットを強制している(TBSで放送されなかったCBCのこれまでの作品は16:9で放送)し、テレ東は地上波アナログだけを露骨に差別している。どちらも、無理に画面を切り刻んでいるように見えて、どうも釈然としない。CBCで唯一まともに16:9のまま放映されているのが、TBSの絡んでいない「地獄少女 二龍」なのだから、皮肉な話だ。


 なお、上で挙げた作品は毎週きちんと観ているのだが、それ以外で録りだめしてしまっている作品もある。
 タイトルを挙げると「フルメタル・パニック!」「ガラスの艦隊」「貧乏姉妹物語」と、要するに全て9月にAT-Xで始まった作品だ。9月は忙しかったので、地上波アニメを最終回まで観るだけで精一杯で、CSには手が回らなかった。「どうせ○ヶ月遅れだから、後回しにしてもいいだろう」と思って、その結果録画がたまったままになってしまう。
 現状では、上記リストの22作品+単発作品、DVD旧作(現在は「じゃりン子チエ」)を観ていると、日々の生活における「アニメ視聴用の時間」を、ほぼ使ってしまうので、ためたままの作品を果たしていつ観る事が出来るのか、全くわからない。無理に録らなくてもいい気もするが、その一方でせっかく視聴料を払っているのだからCSはどんどん録らないともったいない気分だ。明らかに貧乏性で、困ったものだ。


 あとは、視聴を切った作品についても、一応触れておく。
 今期も、ギャルゲー・エロゲー原作物が多いが、私の視聴対象に残ったのは「乙女はお姉さまに恋してる」だけだった。「夜明け前より瑠璃色な」第3話のキャベツは大笑いだったが、次の第4話で作画が比較的まともになると、話のつまらなさが際だって感じられたため、観るのをやめてしまった。
 「おとボク」は、声優変更問題のせいでよい前評判を聞かなかったが、素直に楽しめる作品だと思う。私自身は原作ゲームをプレイしていないので、声についてもスタチャの強引なやり方についてあまり考えないようにすれば、特に気にならない。


 なお、上にも書いているが、東海地区では「コヨーテ ラグタイムショー」が1ヶ月半遅れなので、まさにこれを書いている3時間半ほど後に、最終話が放映される。よって、後番組の「らぶドル」は未見。さらに、東海地区で地上波放映のない「RED GARDEN」も、ようやく来週からAT-Xで放映開始。それに、少し前に始まった「奏光のストレイン」も、まだ1話も観ていない。新番組チェックは終わっていなかったのだ。
 しかも、そろそろネット上では新年から始まる新番組の話題が出てきている。はたして、このアニメバブルはいつまで続くのか、いつまで付いて行けるのだろうか。あくまでも娯楽なのだから、無理して付いていく必要は全く無いのだが。