はなバルーンblog

藤子不二雄や、好きな漫画・アニメの話がメイン(ネタバレもあるので要注意)

野沢版「ゲゲゲの鬼太郎」DVD-BOX発売決定

2006-06-17 01:28:44 | 水木しげる
 タイトル通り、野沢雅子が主演のアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第1作・第2作のDVD-BOX化が発表された。第3作が「ゲゲゲBOX 80's」としてDVD化されている以上、いずれは第1作と第2作も「60's」「70's」として発売されるだろうとは思っていたが、こんなに早いとは思わなかった。嬉しい誤算だ。これは、何をおいても絶対に買わなくては。
 記事によると、第3作BOXが5,000セット完売して、第1作・第2作DVD化の要望が殺到したとの事。私は係長以上ではないが、少々無理してでも第3作のBOXを買っておいて、本当によかった。


 当ブログでも、第3作DVD-BOX発売決定の際など、何回か書いているが、「ゲゲゲの鬼太郎」第2作は幼少時から何度も再放送で観て頭に刷り込まれており、私にとってはアニメ「鬼太郎」と聞いて真っ先に連想する作品だ。本放送世代ではないが、第3作の放映開始以前に既に観ていたので、人生最初のアニメ「鬼太郎」でもある。個人的に一番印象深いエピソードは「足跡の怪」なので、DVDの綺麗な画質で、あの二人が溶けるところを観られるかと思うと、今からワクワクする。同様に「イースター島奇談」ラストシーンの白骨化や「霊形手術」の石化もなど楽しみだ。

 それに対して第1作は、レンタルビデオで観た1巻分を除き、ほとんどのエピソードが未見。今まで、第1作が全巻揃っているような素晴らしいレンタルビデオ店には、残念ながら巡り会った事がなかった。白黒なので地上波での再放送は無く、なぜかCSでもこれまで再放送されてはいない。
 だからこそ、今回のDVD化で初めて本格的に第1作が観られる事が、純粋に楽しみだ。原作は一通り読んでいるので、どのようにアレンジしてアニメ化されているかが興味深いし、第3作や第4作でもアニメ化されたエピソードについては、それぞれ比較してみるのも面白い。はたして、最終話「妖怪ほうこう」は、第2作・第1話「妖怪復活」(鬼太郎が、とある村で引きこもり)につながる内容なのだろうか。


 ところで、DVD-BOX化となると収録内容が気になるが、既に公式サイトに出ている情報を見る限りでは、第1作・第2作共に全話完全収録となるようだ。後は、再放送のようにセリフのカットがないかどうか心配だが、「あしまがり」を収録できるのだから、多分大丈夫だろう。まさか「妖怪人間ベム」第4話のように、今更「あしまがり」を「妖怪花」にタイトル変更した上、本編で「あしまがり」と呼ばれている部分の音声削除などと無茶な事はしないだろうし。
 特典については、ブックレットは第3作のものが充実していたので、今回も楽しみだ。第1作・第2作のEDテロップでは、ゲスト声優の役名が一切出ないので、出来ればブックレットで補完して欲しい。他に、第1作・第2作の2ボックスセットで特製フィギュアも付くようだが、こちらは正直なところ、あまり興味がない。第3作のBOXに付いてきた「目玉親父貯金箱」も、しまい込んでしまっている。まあ、値段は変わらないので、とりあえずセットで買う事になるだろう。


 ともかく、12月の発売が、今から楽しみだ。第3作の時のように、だんだんと細かい仕様も発表されていく事だろう。予約締めきりまで時間はたっぷりあるので、前述の特典関連も含め、どこで買うかを検討しよう。おそらく第3作の時のように、割引率の高いところで買うだろうが。