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ときめきの日々を過ごしたい

木島平村の改革男 2

2012-11-05 15:59:47 | Weblog
父 瀧澤幸世が眠るそばで、村の人たちが、弔問して、みな涙を流す。

父がこの村でやってきたことをはじめて理解できました。

話を聞くと、生前、よく議論をやりあったとのこと。
言い合ったことがあったけれども、家に帰って、瀧澤さんの言っていることはみな筋が通っているんだよなぁと思っていたとのこと。

改革をしていくには、嫌われ者にならなければいけない。
村の職員をリストラし、不採算部門を切っていく。
しかし、そうしないと村が生き残れない。
村がつぶれてしまっていいのか。

改革を断行していく父はそういう意味で村の人から恐れられていたようです。

私利私欲なく、村を活性化するためにどうしたらよいか、村の収入になる外貨獲得のために、村の観光事業をどう収益化させればよいか、常に村のこと、そしてホテルのことを考えていました。

改革を断行していくには、かなりの反発があったらしく、父も村議会で苦労したようです。

こっちはこんなに村のことを考えているのに、●●党の連中は足をひっぱることばかり考えてやがるなんて言っていたそうです。(by 母より)
誰一人、村のためになる提案をしない議会。
村のためになる案を出しても、すぐにあぁだこうだと批判。
足をひっぱっていく。
しかし、父の葬儀には、そうした議員の方たちをはじめたくさんの人たちがみな、滝さんの言っていたことは正しかったと目をぬぐっていく。

応援していた改革派の村長が当選し、これからというときの事故。

父の葬儀ではじめて、こうしたお話を聞けました。

父とは、普段、こういう話をしていませんでした。

いつも、息子の将来を心配していました。

勇人、お前、ちゃんとやっているのか、仕事しているのか、そんな叱咤激励を繰り返す父でした。

葬儀で、はじめて父のやっていた一面を知りました。

皆様には父が生前、大変お世話になりました。
ありがとうございました。
 

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