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ときめきの日々を過ごしたい

枯露柿

2013-01-09 13:23:20 | Weblog

丹精の枯露柿抱へ友笑来

長野市に在住の友人が久しぶりにやって来た。彼は二.三店の銀行の支店長を務めあげ、関連の会社に執行していましたが、六十八歳を期に退職し長年の念願であった農業に従事している。冷たい数字の世界から暖かいアナログの世界へ転向したいのが夢だったようだ。奥さんと二人で毎日の農業に精を出している。農業は専業では生活採算が大変だろうが、彼は年金をもらいながらの気楽な農業だ。また数年前から「枯露柿」造りに精を出している。今は採らない渋柿が多い中、市場から大量に仕入れては、手造りの枯露柿を造っている。美味しさと珍しさとで善光寺の仲見世のお土産店でよく売れているようだ。皮剥き機を導入しても、吊るして自然干しに大変な手間が掛かるようだ。彼からいただいた枯露柿は、やわらかく深い甘みのなかなかの絶品に驚く。私は枯露柿が大好きなので、先般ブログにしましたが、ネットで購入した有名な市田柿の枯露柿より数段に美味しい。「名物に美味しいものがない」という格言そのものだった。


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